板碑庚申塔/埼玉県狭山市
20170831
所在地:埼玉県狭山市 個人蔵
これから、各地の庚申塔をアップしていきますが、最初は地元狭山市の庚申塔を古い順にアップしていきます。
狭山市で一番古い庚申塔は、天文3年(1534)に建てられたもの。
天文3年と云えば、織田信長が生まれた年である。
塔身:青色塔婆(板碑)
主尊:阿弥陀如来
造立年代:天文3年(1534)
庚申塔としては、江戸時代に三猿や青面金剛を主尊とする庚申塔が確立されるが、それまでは仏像から採られているものが多い。
この板碑は、個人のお宅の内に氏神様と共に丁寧に祀られている。

庚申塔全身


主尊の阿弥陀如来

「申待供養」と刻まれていて、庚申供養塔であることがわかる。

像容と銘文

種子は光明真言を刻す
ちなみに、現存最古の庚申板碑は、埼玉県川口市の実相寺にあり、文明3年(1471)造立のものであることがわかっている。
(了)
「庚申塔の探訪記事一覧」に飛ぶ
これから、各地の庚申塔をアップしていきますが、最初は地元狭山市の庚申塔を古い順にアップしていきます。
狭山市で一番古い庚申塔は、天文3年(1534)に建てられたもの。
天文3年と云えば、織田信長が生まれた年である。
塔身:青色塔婆(板碑)
主尊:阿弥陀如来
造立年代:天文3年(1534)
庚申塔としては、江戸時代に三猿や青面金剛を主尊とする庚申塔が確立されるが、それまでは仏像から採られているものが多い。
この板碑は、個人のお宅の内に氏神様と共に丁寧に祀られている。

庚申塔全身


主尊の阿弥陀如来

「申待供養」と刻まれていて、庚申供養塔であることがわかる。

像容と銘文

種子は光明真言を刻す
ちなみに、現存最古の庚申板碑は、埼玉県川口市の実相寺にあり、文明3年(1471)造立のものであることがわかっている。
(了)
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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
これだけ、立派な板碑が個人の庭にあるのですか! まあ、単に外にあるよりは、きちんと保存してもらえるので、良いですが。でも、観るには、やはり、電話等でお願いしてからと言うことになるでしょうから、やはり、お寺や道ばたにあるものとは異なりますね。
これだけ、立派な板碑が個人の庭にあるのですか! まあ、単に外にあるよりは、きちんと保存してもらえるので、良いですが。でも、観るには、やはり、電話等でお願いしてからと言うことになるでしょうから、やはり、お寺や道ばたにあるものとは異なりますね。
matsumo さん
コメントありがとうございます。
おかげで、保存状態が良くてありがたいです。
こういうものは、大切に残していきたいものです。
おかげで、保存状態が良くてありがたいです。
こういうものは、大切に残していきたいものです。