穴師坐兵主(あなしにますひょうず)神社の狛犬
20170908
所在地:奈良県桜井市穴師1065 穴師坐兵主神社拝殿前
撮影日:2017年3月23日
青春18キップの旅で、奈良県を旅行していた時に、JR巻向駅から山の辺の道を歩いて、この神社まで来ました。
とても変わったところのある神社だったので。
穴師坐兵主(あなしにますひょうず)神社については、既に記事にしています。
その記事をみる
山の辺の道を歩いていくと、社号標と鳥居があり、山の辺の道が参道になります。

実は巻向の駅の近くに一の鳥居があり、そこからずっと山の辺の道はこの神社の参道とも言えるのですが。
しばらく行くと、道が分かれて右が山の辺の道、左に入ると社殿の前に出ます。

ここからの参道に、とても可愛い「浪花型」の狛犬が居て、更に拝殿前に居るのが今回の狛犬です。
拝殿前のが江戸狛犬だったので驚きました。
つまり、ここには江戸狛犬と浪花型の両方の狛犬が揃っていました。
今回は拝殿前のものです。

年代:明和8年(1771)
材質:石造
型式:江戸尾立ち型
右側が阿形の獅子




左側も吽形の獅子



特徴:
・ここは湿度が高いらしくて、苔の付着がひどい。
・右は口を開き阿形、たてがみが巻き毛で獅子。
・左は吽形、たてがみが巻き毛で獅子。
・耳は垂れ、口は大きく、阿形は舌をのぞかせ、顎髭は長くカールしている。
・いかつい顔だが、全てに丸みを帯びていて怖さは無い。
・前足は、前方に出して真っ直ぐ。脇に翼のような巻き毛の表現
・後足は蹲踞。巻き毛が長く伸びている。
・尾は、立っていて、炎型で巻き毛あり。
尾のかたち

ちなみに参道にあった、大正?年奉納の「浪花型」狛犬を紹介しておこう。



狛犬の記事一覧を見る
撮影日:2017年3月23日
青春18キップの旅で、奈良県を旅行していた時に、JR巻向駅から山の辺の道を歩いて、この神社まで来ました。
とても変わったところのある神社だったので。
穴師坐兵主(あなしにますひょうず)神社については、既に記事にしています。
その記事をみる
山の辺の道を歩いていくと、社号標と鳥居があり、山の辺の道が参道になります。

実は巻向の駅の近くに一の鳥居があり、そこからずっと山の辺の道はこの神社の参道とも言えるのですが。
しばらく行くと、道が分かれて右が山の辺の道、左に入ると社殿の前に出ます。

ここからの参道に、とても可愛い「浪花型」の狛犬が居て、更に拝殿前に居るのが今回の狛犬です。
拝殿前のが江戸狛犬だったので驚きました。
つまり、ここには江戸狛犬と浪花型の両方の狛犬が揃っていました。
今回は拝殿前のものです。

年代:明和8年(1771)
材質:石造
型式:江戸尾立ち型
右側が阿形の獅子




左側も吽形の獅子



特徴:
・ここは湿度が高いらしくて、苔の付着がひどい。
・右は口を開き阿形、たてがみが巻き毛で獅子。
・左は吽形、たてがみが巻き毛で獅子。
・耳は垂れ、口は大きく、阿形は舌をのぞかせ、顎髭は長くカールしている。
・いかつい顔だが、全てに丸みを帯びていて怖さは無い。
・前足は、前方に出して真っ直ぐ。脇に翼のような巻き毛の表現
・後足は蹲踞。巻き毛が長く伸びている。
・尾は、立っていて、炎型で巻き毛あり。
尾のかたち

ちなみに参道にあった、大正?年奉納の「浪花型」狛犬を紹介しておこう。



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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
やはり、コケが生えたものだと、汚らしく感じますね。おそらく、昔は本格的に生えてきて、緑色をしていたのでしょうね。こういうものって、少し、削るとか、あるいは化学薬品で脱色するとかできないのでしょうかねえ。
やはり、コケが生えたものだと、汚らしく感じますね。おそらく、昔は本格的に生えてきて、緑色をしていたのでしょうね。こういうものって、少し、削るとか、あるいは化学薬品で脱色するとかできないのでしょうかねえ。
matsumoさん
コメントありがとうございます。
本当に、こういうのを見るとガックリきます。
まあ、これもそのまま歴史だと受け入れざるを
得ないですが。
本当に、こういうのを見るとガックリきます。
まあ、これもそのまま歴史だと受け入れざるを
得ないですが。