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額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと)/日本の神々の話

20171108

記・紀にみえる応神天皇の皇子。

『日本書紀』では「額田大仲彦命」、『古事記』では、「額田大中日子命」と表記。

母は高城入姫(たかきのいりひめ)。
『日本書紀』によれば,応神天皇なきあと皇位がさだまらずにいたとき、倭(やまと)の屯田(みた)と屯倉(みやけ)を掌握しようとして異母弟の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと=仁徳天皇)に阻止された。
闘鶏(つげ)(奈良県都祁村)で氷室を発見、氷を仁徳天皇に献じたともいう。

私は奈良県奈良市の氷室神社で、この神に参拝しましたが、氷室神社は、平成22年で創建1300年と言われるので、ほぼ古事記成立と同じ。
それほどの歴史をもつ神社です。

氷室神社については、既に記事にしています。

その記事を見る


氷室神社のご祭神は、
・闘鶏稲置大山主命(つげのいなぎおおやまぬしのみこと)
・大鷦鷯命(おおささぎのみこと)
・額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと)。

社伝によれば、それぞれの祭神の謂れは、氷室・貯氷法を伝承した闘鶏稲置大山主命、氷室を発見・奏上した
額田大仲彦命。それに、献氷の典例を開いた大鷦鷯命(仁徳天皇)ということだそうです。

額田大仲彦命が闘鶏(つげ)の地で穴倉を見つけたので、あの穴倉は何だ、と問うたところ、闘鶏稲置大山主命が登場して、「氷室です」と答えたため、額田大仲彦命は大王である大鷦鷯命にその氷を献上した、と言います。
大鷦鷯命は第十六代仁徳天皇。

額田大仲彦命は仁徳天皇の異母兄で、第十五代応神天皇の皇子、古事記には額田大中日子命(ぬかだのおおなかつひこのみこと)として、名前だけ登場します。

闘鶏稲置大山主命は古事記には登場しませんが、都祁直(つげのあたい)という姓が、初代神武天皇の皇子で、二代綏靖天皇の兄にあたるカムヤイミミを祖とする系譜で登場します。闘鶏は都祁と同義、もともと直だった姓は、第十九代允恭天皇の御世に不敬があったとして稲置に格下げされたもの、といいます。

都祁村は 2005年4月1日に奈良市に併合されるまで実際に存在した村で、都祁の名称は今でも小学校名などで残っているそうです。



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コメント

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四季歩さん、こんにちは

「額田」と言えば、私の場合、「額田王」を思ってしまいますが、姓は同じでも、時代は全く異なりますね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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