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丸彫青面金剛庚申塔/狭山市・上広瀬

20171109

所在地:埼玉県狭山市上広瀬・富士浅間宮

この庚申塔は、以前は正覚院(廃寺となった)にあったが、現在は「富士浅間宮」という富士塚にあります。
現在も活動している富士講によって、この庚申塔は祀られています。

富士浅間宮入口
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富士塚の五合目に庚申塔は祀られている。
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庚申塔正面
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横から
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背面
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銘文詳細
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塔身:丸彫り青面金剛
主尊:一面六臂青面金剛
日月:なし
主尊の特徴:円光光背、一面六臂、髪火焔、頭蛇、三眼
本手:剣とショケラ
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、三叉矛
脇侍:右向一邪鬼、三猿
造立年代:寛政11年(1799)
高さ:塔身106cm、台座66cm

丸彫り青面金剛には、円光光背が付いている。
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髪は火焔、頭に蛇がいる。三眼。
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本手は剣とショケラ
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ショケラは、通常半裸であるが、ここでは着物を着て合掌している。
合掌しているのは、青面金剛に髪を掴まれ悪界から引き上げられ、助かった姿を表す。
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像が大きいので、法具は一つずつ写した。

法輪
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三叉矛
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踏まれている邪鬼は、いかにも悔しそうだ(笑)
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三猿は、ダイナミックに表現されている。
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台座正面
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丸彫りの青面金剛で、台座も含めた高さが172cmと大きく、実に立派な庚申塔である。
とても価値のある庚申塔が、現在も活動している富士講によって守られているのは安心です。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

これは彫りが深いこともあり、保存状態は非常に良いものですね。勿論、上屋があり、きちんと保存処置がなされていることもあります。

それにしても、私がみたら、これ、庚申塔ではなく、普通の石仏だと思ってしまうと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
数ある庚申塔のなかでも、このような
丸彫りのものは、私は他には知らない
ので、とても珍しいです。
貴重なものですが、大切に守られて
いるのが嬉しいです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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