甲斐国一之宮・浅間(あさま)神社

20171121

鎮座地:山梨県笛吹市一宮町一宮1684
参拝日:2017年11月16日

中央高速道の勝沼インターを降りてから10分くらいで到着。
大きな鳥居が眼に入り、すぐにわかりました。
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大鳥居からすぐの駐車場に停めて歩き出しましたが、境内のすぐ横にも駐車場はあった。
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二の鳥居と社号標。
式内社(名神大社)論社、甲斐国一宮。旧社格は国幣中社、現在は神社本庁の別表神社。
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歴史:
社伝では垂仁天皇8年正月に神山の麓(現 摂社山宮神社)で創建され、貞観7年(865年)旧暦12月9日現在地に遷座したという。
一帯は古代甲斐国の中心地で、付近には甲斐国分寺跡・甲斐国分尼寺跡が残っている。
『延喜式神名帳』で名神大社に列格する「甲斐国八代郡 浅間神社」の論社の一社である。
また、平安時代末期より甲斐国一宮とされたとしている。ただし、当社の鎮座地は旧山梨郡であることや、他に甲斐国一宮を称する神社もあることから、名神大社および甲斐国一宮は当社ではないとする説もある。
『日本三代実録』によれば、貞観6年(864年)の富士山の大噴火を受けて甲斐国でも浅間神を祀ることになり、翌貞観7年(865年)12月9日(旧暦)に甲斐国八代郡に浅間神社を建てて官社としたとある。その後、山梨郡にも同様に浅間神社を建てたとも記す。このことから、当社は「後に山梨郡に建てられた浅間神社」であるとする説が有力であるが、創建時は当地が八代郡内で「最初に八代郡に建てられた浅間神社」である可能性もある
摂社・山宮は元は神山を祭祀する神社であったと見て、甲府盆地の開発が進むとともに里宮に移り、のち浅間神(木花開耶姫命)の神格が与えられたとする考えもある。
当社は武田氏からの崇敬が篤く、関係文書も多く伝わっている。その頃以降、当社を一宮とする史料や当地にあった「一宮庄」の記載のある文書も見られ、一般に甲斐一宮として崇敬された。
江戸時代に入ってからも江戸幕府から所領を安堵されるなど保護された。
1871年(明治4年)旧暦5月14日に近代社格制度において国幣中社に列し、戦後は別表神社となった。

神道では神に日本酒を「御神酒(おみき)」として奉納するが、一宮浅間神社では戦後の1965年(昭和40年)から山梨県で産出されたワインを御神酒として奉納することが行われている。

随神門
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随神門の前には、今年の干支の酉と木花開耶姫命の絵馬が飾られていた。
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随神
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随神門の先に参道が延びるが、その先に社殿は無く、左に曲がった先に社殿がある。
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境内図
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手水舎
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参道を左に折れると、注連柱があり、その先に社殿がある。
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拝殿の前には威嚇型の狛犬が居る。
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拝殿
江戸時代、寛文12年(1672年)造営。桁行7間・梁間3間の一重入母屋造唐破風向拝付で銅板葺。
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唐破風向拝
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社額
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拝殿に掛かっている富士山の写真と木花開耶姫命の絵馬
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この神社は富士山を祀る神社であるが、境内からは御坂山地の陰に隠れて富士山は見えず、本殿も富士山とは関係ない方角、祭神が降臨したという神山の方向を向いている。

本殿
やはり、一重入母屋造で向拝が付いている。
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祭神:木花開耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
富士山を神格化した神。もと山宮神社に祀られていた3柱のうちの1柱、木花開耶姫命のみ遷座したという。

神紋は、「八重桜」
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神楽殿
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これから、反時計回りに境内の境内社などを廻ります。

〇護国神社
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社殿の前に砲弾が奉納されていた。
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人型に繰り抜かれた石。茅の輪と同じ意味でお祓いをしてくれるらしい。
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その先に干支の像が並んでいた。
新しいものみたいだが、像の出来がいいので全部撮ってきた。
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「富士山石」
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本殿の後ろ右側です。
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〇稲荷社
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本殿の真後ろ
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本殿の左側奥にある境内社二社。

〇真貞社
ご祭神:伴真貞(当社創祀時に託宣し、のちに祝となった)
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〇神明社
ご祭神:天照大御神
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「夫婦ウメ」
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かなりの古木みたいだが、生きている枝もまだ目立つ。
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「斎田」
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今年実った稲穂が干されていた。
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拝殿正面にある「子持ち石」
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御祭神である木花咲耶姫命は子授け・安産・育児の神として広く信仰されているため、この浅間神社には子授けや安産にまつわる石が多くあり、後で出てくる女性の陰石と男性の陽石が一緒に配置してある陰陽石がそうです。
「子持ち石」は初宮詣の際に御参りする石だそうです。

〇大黒様
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「桃の花/堀内幸枝」碑
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〇山宮神社遥拝所
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山宮神社(境外摂社):
鎮座地:笛吹市一宮町一ノ宮(飛び地、位置)
祭神:大山祇神、瓊瓊杵命 - 木花開耶姫命の父神と夫神
本社南方、神山の麓に鎮座する。当社創祀の地で、元宮にあたる。垂仁天皇8年の創建から貞観7年(865年)旧暦12月9日の遷座まで祭祀が行われ、遷座の際に祭神3柱のうち木花開耶姫命のみが里宮(現 本社)へ遷したとされる[4]。古来より3月15日に山宮神幸祭が行われ、本社から神輿が渡御する(現在は15日前後の日曜)。社殿は永禄元年(1558年)に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。

神山を遥拝する。
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「陰陽石」
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これで参拝を終え、次の参拝地「酒折宮」に向かった。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ううん、陰陽石は露骨ですねえ(笑) 夫婦梅も面白いですね。そのように実がなる木があるのですね。

干支の石像はマンガチックで現代的と言うか、面白いですね。よく考えていると思います。

ところで、拝殿や本殿の向きって、たとえば、伊勢神宮の方向を向いているとは、何か、規則性があるのでしょうか。確かにこの神社のような参道より90度曲がって拝殿と言う神社に行ったこともありますが、単純に、境内の狭さのせいかと思っていたもので。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
社殿の向きは、基本的には南を向いています。
これは、根源的に太陽信仰が組み込まれているため。
宮殿も、天皇が南を向いて座るように出来ています。
あと、ご神体が山とか磐座の場合は、道とか周囲の状況で
決まってきます。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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