川越・石田本郷稲荷神社の狛犬
20171216
所在地:埼玉県川越市石田本郷697 稲荷神社拝殿前
撮影日:2017年10月27日
道に沿った小さなお宮だが、拝殿前の小さな狛犬が目について車を停めて入った。

手前に、新しい狛狐が居て、奥の拝殿前に狛犬が居る。


ちょっと中国獅子の傾向が入っていて、何処にも損傷が無いので新しいのかと思ったが、享和3年と刻まれていたので、嬉しくなった。
年代:享和3年(1803)
材質:石造
型式:宝珠・角型
高さ:48cm
右側が阿形獅子。頭に目立たないが宝珠を載せている。




左側が吽形獅子。頭に小さな角がある。




特徴:
・右は口を開き阿形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に目立たないが宝珠を載せている。
・左は吽形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に目立たないが角あり。
・たてがみは短いが巻き毛が多いので、身体は小さいが威勢がよい。
・耳は横に広げ聞き耳を立てている感じ。目に眉がかぶさり、鼻が大きい。
・牙はあるが目立たない。阿形は威勢がいい顔だが、吽形はとぼけた顔になっている。
・身体は寸胴。
・前足は直立。後足は蹲踞。
・前足と後足ともに毛が流れて、付け根に巻き毛あり。
・尾は立っていて、下から三本の炎が立つ。途中に5個の巻き毛。
頭には、目立たないが宝珠と角あり。


前後の足


尾は立っていて、下から三本の炎が立つ。途中に5個の巻き毛。


年代は、享和3年(1803)。

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撮影日:2017年10月27日
道に沿った小さなお宮だが、拝殿前の小さな狛犬が目について車を停めて入った。

手前に、新しい狛狐が居て、奥の拝殿前に狛犬が居る。


ちょっと中国獅子の傾向が入っていて、何処にも損傷が無いので新しいのかと思ったが、享和3年と刻まれていたので、嬉しくなった。
年代:享和3年(1803)
材質:石造
型式:宝珠・角型
高さ:48cm
右側が阿形獅子。頭に目立たないが宝珠を載せている。




左側が吽形獅子。頭に小さな角がある。




特徴:
・右は口を開き阿形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に目立たないが宝珠を載せている。
・左は吽形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に目立たないが角あり。
・たてがみは短いが巻き毛が多いので、身体は小さいが威勢がよい。
・耳は横に広げ聞き耳を立てている感じ。目に眉がかぶさり、鼻が大きい。
・牙はあるが目立たない。阿形は威勢がいい顔だが、吽形はとぼけた顔になっている。
・身体は寸胴。
・前足は直立。後足は蹲踞。
・前足と後足ともに毛が流れて、付け根に巻き毛あり。
・尾は立っていて、下から三本の炎が立つ。途中に5個の巻き毛。
頭には、目立たないが宝珠と角あり。


前後の足


尾は立っていて、下から三本の炎が立つ。途中に5個の巻き毛。


年代は、享和3年(1803)。

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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
ここ、稲荷神社だけれど、鳥居や建物が赤くないのですね。
確かに狛犬は中国っぽい感じがしますね。
ここ、稲荷神社だけれど、鳥居や建物が赤くないのですね。
確かに狛犬は中国っぽい感じがしますね。
matsumoさん
コメントありがとうございます。
お稲荷さんと云いながら、その感じでないのは、
他の要素も入っているのではないか、と思います。
明治の神社統合令とか、戦乱、災害とか。
お稲荷さんと云いながら、その感じでないのは、
他の要素も入っているのではないか、と思います。
明治の神社統合令とか、戦乱、災害とか。