三猿庚申塔/文京区・大円寺

20180107

所在地:東京都文京区向丘1-11-3  大円寺境内
撮影日:2016年4月16日

ここには、地下鉄三田線「白山」駅から5分だが、旧中山道に面していて、この日は中山道を日本橋から歩いている途中に立ち寄った。

この寺は、『金龍山 大円寺』と号する曹洞宗のお寺で、上州茂林寺十二世久山正雄大和尚(寛永7年1630年寂)を開山として、石河土佐守勝政が開基となり、神田柳原に慶長2年(1597)創建、慶安2年(1649)当地へ移転したといいます。
八百屋お七放火事件の元になった火事の火元がこの『大円寺』です
火炙りの刑に処されたお七を不憫に思ったお地蔵さまが熱した焙烙(ほうろく)を頭に載せて焼かれる苦しみに耐えたという『焙烙地蔵尊』があります。

焙烙地蔵尊堂
180107daien01.jpg


このお堂の前に、庚申塔が三基置かれています。
かっては、本郷追分一里塚にあったものだとの情報がありますが、三基全部がそうなのか、確かでありません。

今回は、向かって右側の三猿庚申塔です。
180107daien02.jpg


塔身:角柱型
主尊:三猿(三面に一猿ずつ)
日月:浮彫、瑞雲付き
造立年代:延宝3年(1675)


正面
上に日月瑞雲が刻まれ、猿は「聞かざる」
銘文:
中央に「奉石造庚申供養之塔」、右側に「延寶三乙卯天」、左側に「今月大吉日」
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右側面
猿は「見ざる」
「信心大本願大施主五十人結群」と刻まれている。
180107daien05.jpg


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左側面
猿は「言わざる」
「理喜福万歳當□五智朗而己」と刻まれている。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この3基の庚申塔、左側の2つは正面を向いていますが、なぜか、右側のは左を向いているようですね。ううん、四角いものだから気にしないで置いたのか、あるいは何か意味があってそうしたのかわかりませんが。

四角いものはどのような形に置いても良いので、それなりに面白いですね。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
神社については、他に何か理由が無ければ、
南面と決まっています。
天皇が常に南面して座るのと同じで。
庚申塔については、方向に関しての決まり事は
なかったと思います。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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