青面金剛庚申塔/文京区・天祖神社②
20180216
所在地:東京都文京区本駒込3丁目40−1 天祖神社境内
撮影日:2017年11月20日
天祖神社については、既に記事があります。
その記事を見る
天祖神社の東入り口鳥居の右に庚申塔が7基置かれています。

庚申塔7基のうち、文字塔2基を除いて5基が対象となり、今回は②を取り上げます。

全体像


塔身:舟形光背
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫 瑞雲付き
主尊の特徴:一面六臂、頭に蛇
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾
脇侍:一邪鬼、二鶏、三猿
造立年代:右肩欠損のため造立年不明
総高:90cm
右側が欠損しているため、年号などが欠落している。

日月は浮彫、瑞雲は炎のように立ち上がっている。

頭部に蛇、顔の損傷は激しいが柔和な表情だということはわかる。


本手は合掌。
他の手で、右上の手の法具の損傷が激しいが法輪と推測。弓と矢はわかる。
左上は、三叉矛でなく、幡がついた鉾。

邪鬼の顔は欠落。青面金剛に踏んづけられぺしゃんこになっている(笑)

青面金剛の足元両側に鶏。
右側は欠落していて、くちばしからの顔半分と、足先だけ残っている。

三猿は、右から「言わざる、聞かざる、見ざる」。
表情はわからない。

(了)
「庚申塔の探訪記事一覧」に飛ぶ
撮影日:2017年11月20日
天祖神社については、既に記事があります。
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天祖神社の東入り口鳥居の右に庚申塔が7基置かれています。

庚申塔7基のうち、文字塔2基を除いて5基が対象となり、今回は②を取り上げます。

全体像


塔身:舟形光背
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫 瑞雲付き
主尊の特徴:一面六臂、頭に蛇
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾
脇侍:一邪鬼、二鶏、三猿
造立年代:右肩欠損のため造立年不明
総高:90cm
右側が欠損しているため、年号などが欠落している。

日月は浮彫、瑞雲は炎のように立ち上がっている。

頭部に蛇、顔の損傷は激しいが柔和な表情だということはわかる。


本手は合掌。
他の手で、右上の手の法具の損傷が激しいが法輪と推測。弓と矢はわかる。
左上は、三叉矛でなく、幡がついた鉾。

邪鬼の顔は欠落。青面金剛に踏んづけられぺしゃんこになっている(笑)

青面金剛の足元両側に鶏。
右側は欠落していて、くちばしからの顔半分と、足先だけ残っている。

三猿は、右から「言わざる、聞かざる、見ざる」。
表情はわからない。

(了)
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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
この邪鬼はまるで、踏みつけられた蛙みたく見えますね。ううん、作者は自分の幼い頃にやったことを思い出したのでしょうか。
それにしてに、これだけ残っていると言うことはやはり、彫りが深いのだと思います。
この邪鬼はまるで、踏みつけられた蛙みたく見えますね。ううん、作者は自分の幼い頃にやったことを思い出したのでしょうか。
それにしてに、これだけ残っていると言うことはやはり、彫りが深いのだと思います。
matsumoさん
コメントありがとうございます。
庚申塔をずっと追いかけていると、
邪鬼の様子や表情の違いも楽しみに
なってきます。
こういう面白いものを見つけると
嬉しいですね。
庚申塔をずっと追いかけていると、
邪鬼の様子や表情の違いも楽しみに
なってきます。
こういう面白いものを見つけると
嬉しいですね。