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四谷・須賀神社

20180305

鎮座地:東京都新宿区須賀町5番地
参拝日:2018年2月9日

歴史クラブの「四谷周辺散策」で参拝した。

今の須賀神社はもと稲荷神社でした。その稲荷神社は、往古より、今の赤坂、一ツ木村の鎮守で、清水谷に有ったのを、後寛永十一年に江戸城外堀普請のため、当地(現在地)を替地として拝領し、移し奉ったものと伝えられています。
須佐之男命の鎮座の儀は、寛永十四年、島原の乱に日本橋大伝馬町の大名主馬込勘由と言う人が、幕府の命に依り、兵站伝馬のご用を勤め、その功績に依り、現在の四谷の中心一円の地を拝領したのを機会に、寛永二十年、神田明神社内に祀ってありました日本橋伝馬町の守護神(須佐之男命)を地元民の総発意で四谷に合祀し、御両社として祀る様になり、俗称四谷天王社と云い、明治維新まで親しまれて来ました。明治元年に須賀神社と改称され、明治五年に郷社に昇格、戦後は制度の改正により、旧社格は撤廃されました。
社名の須賀とは、須佐之男命が出雲の国の簸の川上に八俣の大蛇を討ち平らげ拾い「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と宣り給いて、宮居を占め給いし故事 に基づき名付けられた名称です。
往古の御社殿はつまびらかではありますが、戦災前の御社殿は、文化十一年八月に起工し、十五年の歳月をついやして文政十一年十二月に竣工したものです。大正十二年九月一日の関東大震災めでは江戸名所図会に描かれたままの姿でありました。昭和二十年五月二十四年の東京大空襲の折り、御本殿並びに御内陣と境内摂社を残した外一切の建物を失いましたが、戦後、氏子崇拝者の赤誠(せきせい)に依って 今日の復興を見ることが出来ました。
当社の本殿御内陣は文政二年に造営されたものでありますが、先の戦災の折り、辛うじて焼失を免れたものの極度に老朽化が進み、この儘では保存に支障をきたすとして、この度その大修復工事が行われ、昭和六十三年秋に着工、平成元年五月九日に落成し、同月十八日に遷座祭が執行されました。
今では都内の神社中数少ない金色燦然と輝き、荘厳華麗を極めた建築物であります。造営以来約百七十年目の大修復工事がなされました。 
(当神社HPより)

嘉永三年の「四谷絵図」
北を上に置いている。
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真ん中付近の位置に、「稲荷山 宝蔵院 天王社」とあるのが当神社。急な男坂も書き込まれている。
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入り口鳥居、社号標
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鳥居の後ろに、狛犬
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手水舎
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拝殿
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向拝屋根は、唐破風と千鳥破風の二重。
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拝殿内部
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ご祭神は、
須佐之男命 すさのおのみこと(須賀大神)
宇迦能御魂神うかのみたまのかみ(稲荷大神)

神紋は「三つ巴」と「三つ宝珠」
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神楽殿
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神輿蔵
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末社・大国社
ご祭神:大国主命
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祖霊社
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境内に三十六歌仙繪が展示されていたが、これは天保七年に画かれた三十六歌仙が戦時中、御内陣金庫の中に納められていたために災火を免がれ、現在当社の社宝として残っているものの複製である。
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手水舎の左手に梯子塚。
江戸時代の火消し五番組「く組」の梯子塚である。
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境内社・天白稲荷神社
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当社の境内は東京大空襲によって、本殿御内陣を除くほどんどが焼失してしまったのだが、この天白稲荷神社は無事であった。

拝殿の前、左右に山が築かれている。
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左の山には、狐穴も設けられている。
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拝殿前の、享保13年(1728)奉納の狛犬。
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拝殿
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神紋は「抱き稲に三つ巴」
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これで参拝を終え、次の目的に向けて歩き出しました。
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男坂を上から眺める。
けっこう急です。
最初に載せた、江戸時代の絵図では、男坂を下ったところで右に折れていたのだが、現在はそのまま道がまっすぐに出来ている。
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しかも、ここに通りかかったときに若い男女が6、7人居たので。アレッと思ったのだが、帰宅してからこの神社について調べていると、なんとこの男坂が、大ヒットした劇場アニメ『君の名は。』の舞台として人気を博していることがわかった。
そのシーンがこちら。
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(了)


「神社巡拝」に飛ぶ



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この神社、新宿御苑から地下鉄「四谷三丁目駅」付近を歩いていると、時々、この神社の祭り等のポスターが出ているので、一度、行ってみたいと思っていた神社です。

書かれたもの、読ませていただいて、中々、良い感じの神社なので、その内、新宿御苑に行った帰り等に行ってみたいと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
この神社、なかなか良いのでお勧めです。
この辺は、初めて歩きましたが、
良いところですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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