谷保(やぼ)天満宮

20180308

鎮座地:東京都国立市谷保5209
参拝日:2018年3月4日

社名となっている、地名の「谷保(やぼ)」だが、「湿地帯の多い台地」を意味する言葉である。鎌倉時代後期には既に「谷保郷」という地名があり、古くからの地名である。

社号標
式内社穴沢神社の論社、旧社格 府社
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昌泰四年(901)右大臣菅原道真公筑紫太宰府に左降の折、第三子道武公は武蔵国多摩郡分倍庄栗原郷(現国立市谷保)に配流せられた。
延喜三年(903)父君薨去の報に、道武公は思慕の情から父君の尊容を刻み、天神島(現・府中市本宿)に鎮座したのが起りである。
天暦元年(947)京都北野天満宮造営の折、当社の威霊を奉上され村上天皇の勅により神殿を造営され官社に列せられる。建治三年後宇多天皇の勅により藤原経朝書「天満宮」の扁額を納められる。 その後、道武公の裔孫津戸三郎為守は源頼朝に仕え数々の武功を立てるが、養和元年十一月三日旧来の地(現国立府中インター付近)より神殿を現在の地に遷し、太宰府に模して梅香山安楽寺を興し、 社務六院を置き祀典を司どった。
明治十八年には府社に昇格し東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称される。

境内図
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一の鳥居と狛犬
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社叢は、東京都指定天然記念物。
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また狛犬が居り、その先に二の鳥居。
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手水舎
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ここまでも、一の鳥居からなだらかに下っていたが、ここから石段で降る。
珍しい「降り参道」である。
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降りきって、右に折れると玉垣内となるが、その前に牛が居る。
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玉垣の中に入ります。
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二頭目の、ピカピカの牛。
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明治21年(1888)奉納の狛犬。
阿吽ともに子獅子を連れている。
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拝殿は嘉永4年(1851)に造営されたものが現存。
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向拝屋根は、唐破風と千鳥破風の二重。
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千鳥破風には飛龍の彫刻。
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唐破風には鳳凰の彫刻。
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向拝の目貫上部は麒麟、下部には龍の彫刻。
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向拝部の各部に見事な彫刻があり。
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拝殿の横に、大きな「必勝」の文字が。
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本殿は拝殿よりさらに古く、寛延2年(1749)に造営されたもの。
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側面の彫刻も、彩色が剥げているのは残念だが、見事なもの。
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ご祭神は、菅原道真公・菅原道武公

神紋は、「梅鉢」
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神楽殿
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社殿の裏手には境内社の「五社」と「三郎殿」。
三郎殿は道武公をお祀りしており、五社には天照皇大神宮・妙義神社・日吉神社・熊野神社・稲荷神社を合祀している。
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五社の右には石棒が祀られている。
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五社の左にも石祠があり。
祭神は不明。
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宝物殿が日曜祭日しか公開していないとの事で、この日参拝した。
というのは、村上天皇奉献の鎌倉時代作「狛犬一対」(国指定重要文化財)があることがわかっていたので。
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鎌倉時代作「狛犬一対」、藤田東湖の漢詩、沢山の天神土人形など、とても内容は充実していました。

そのあと、これも今回の目的でしたが、境内の梅林でのんびりと観梅を楽しみました。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここ、行ったことがないので、どう行くのかと思って調べてみたら、南武線・谷保駅近くの所なのですね。

昨日(3/8)、行かれたようですが、昨日の都区内はほぼ曇り状態でしたが、神奈川の方は青空が出ていたのですね! 加えて、湯島天神の梅はもう終わりに近い状態ですが、谷保天満宮の梅林の梅の花も盛りのようですので、良かったですね!

後、石の牛が良いですね。


matsumo さん

コメントありがとうございます。
済みません!
行ったのは4日でした。慌てて記事を訂正しました。
勘違いさせて済みませんでした。
ここは、規模が小さいので、まだ有名でなく、
そのため、実にのんびり出来ました。
良かったです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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