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谷保天満宮の木造狛犬

20180313

所在地:東京都国立市谷保5209 谷保天満宮宝物館
参拝日:2018年3月4日

今年の観梅の場所を物色していて谷保天満宮を知り、しかも宝物館に木造狛犬が居ることがわかり、ここを訪ねることにしました。
宝物館が開いている日曜日に訪ねました。

谷保天満宮については、既に記事にしてあります。

その記事を見る


宝物館入り口
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宝物館に入ると、一番奥に狛犬が居ます。
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当初本殿に安置され、現在宝物館に移されている阿形と吽形一対の木造獅子狛犬で、村上天皇奉献と伝わる、国指定重要文化財です。
両像はともにヒノキ材と思われる針葉樹材の寄木造で、頭体幹部を地付まで前後四材に、さらにそれぞれを左右に矧ぎ、面部は内刳のうえ割矧ぎ、玉眼を嵌入しています。

年代:鎌倉時代
材質:木製
型式:神殿型
像高:阿形は53.5cm、吽形は53.0cm

ガラスによる、映り込みがあって見難い部分がありますが、ご容赦のほど。

右が阿形。無角開口で体部が金色だったことがわかる獅子。
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阿形は、たてがみが巻き毛なので、獅子。
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顔は、笑いかけてるような表情。
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有角(亡失)閉口で体部が銀色だったことがわかる狛犬。
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たてがみが流れており、狛犬。
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吽形の顔は、キョトンとしたような親しみやすいもの。
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特徴:
・右は阿形、たてがみが巻き毛で獅子。
・左は吽形、こちらはたてがみが流れていて狛犬。神社の説明では角は亡失。
・顔は、阿形が笑いかけてるような、吽形は済ましているようで、親しみやすい。
・耳は立っている。目は玉眼。鼻は普通。眉が太い。髭が多く、顔が毛むくじゃら。・歯が鋭い。
・身体には彫は少ないが、たくましい筋肉の表現。
・前足は、内側を手前に引き、もう一方を前方に踏み出して動きがある。
・後足は蹲踞。
・尾は、先端が軽く反った、細長い天狗の羽団扇型の付き尾。


身体には彫は少ないが、たくましい筋肉の表現。
前足は、内側を手前に引き、もう一方を前方に踏み出して動きがある。
後足は蹲踞。
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尾は、先端が軽く反った、細長い天狗の羽団扇型の付き尾。
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この狛犬は、動きのある動物らしい現実感ある写実表現のなかにも穏やかな作風を示し、表情には愛嬌があって、獅子狛犬の伝統的な技法をみせる鎌倉時代を代表する作例として貴重なものだと思う。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、この天満宮の名前は私は初めて聞きましたが、宝物館がある位、大きな天満宮だったのですね。

博物館もそうですが、ガラスの映り混みって、普通に見ても気になることって結構、ありますよね。室内を暗くするとかして、映り混みをなくすとか、あるいは、無反射ガラスを使うとか、して欲しいとか、よく思います。

撮影の場合は、レンズ部分とガラスとの間を黒いゴムで覆うとかして、変な光が入らないようにする位しかないと思いますが、それを行うと、如何にも怪しげですよね(笑)

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ガラスについては、参りますね。
反射をできるだけ避けたいですが、他のお客さんも
いることなので。
随身門などで、格子から離れた中でガラスを
置かれちゃうとお手上げで、泣きたくなりますね(笑)
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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