青面金剛庚申塔/文京区根津神社①

20180413

所在地:文京区根津1丁目28−9根津神社境内
撮影日:2018年1月16日

根津神社については、既に記事があります。

その記事を見る


日本医科大学病院側の入り口から入ってすぐの、乙女稲荷参道の脇にあります。
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6基の庚申塔が背中合わせに、6面体を形づくって置かれている。
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この文京区教育委員会のふった番号順に、今回は①を載せます。
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塔身:唐破風笠付角柱型
主尊:三面六臂青面金剛
日月:なし
主尊の特徴:三面六臂、髪火焔、頭に髑髏
本手:なし
六臂が持つ法具:矛、弓、蛇が巻き付いた棒、羂索、矢、宝輪
脇侍:猿、二鶏、台座に三猿
造立年代:寛文8年(1668)

三面六臂の青面金剛
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銘文
向かって右側に「寛文八 戊申 歳十月十八日」とあり、
向かって左側に「武刕豊島郡江戸駒込村」とある。「江戸」と入っているのは珍しい。
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青面金剛は三面で、髪が火焔、前頭に髑髏を載せている。
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六臂は、合掌又は剣とショケラを持つ「本手」が無く、右上から矛、弓、蛇が巻き付いた棒、羂索、矢、宝輪を持つ。
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『陀羅尼集経(だらにじっきょう)』の「大青面金剛呪法大呪法」に書かれた像容は、 「四本の手で向って左は上の手に三叉の矛を、下の手に棒を持ち、右は上の手に輪宝を、下の手に羂索(縄)を持つ。身体は青色で口を開き、牙を出し、三眼で頭に髑髏をいただき、髪は火焔のように逆立ち、頚に大蛇を掛け、両腕に二匹の龍、腰と両足に二匹の蛇がまといつき、持った棒にも蛇がまといつく。腰には虎の皮を巻き、髑髏の首飾り・胸飾りをつけ、両足で一匹ずつ鬼を踏む。」となっていて、
そのうち、今回の像が蛇がまといつく棒を持っているのはとても珍しい。蛇が頭をもたげているところがハッキリ見えるのはこの像だけだと思う。

青面金剛は邪鬼を踏んでおらず、岩の上に立つ。
その下に、中央に扇を持ち三番叟を踊る猿。左右に雄鶏と雌鶏を配している。
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下の台座に三猿が配置されているが、その上に3つの紋が埋め込まれている。
石の材質が異なっているので、後から加えたものだと思われる。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ええっ、根津神社に庚申塔があったのですか! 全く知りませんでした。と言うのは、私は基本的に稲荷神社は「きつねつき」と言うことで敬遠しており、近づかないもので。

ここは近い内にツツジの撮影で行くつもりですので、その時に寄ろうと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
そうですか。
matsumoさんは、お稲荷さんが嫌いですか(笑)
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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