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川越・三芳野神社の狛犬

20180423

所在地:埼玉県川越市郭町2-25-11 三芳野神社
拝観日:2018年3月28日

この狛犬は、川越市立博物館の企画展「三芳野神社とその社宝」展のチラシで、狛犬が展示されているのが判ったので、見に行きました。
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三芳野神社は、江戸時代は川越城の中にあり、そのため「とおりゃんせ」の童唄が生まれたわけです。
三芳野神社の本殿は、江戸城二の丸にあった東照宮から移築されたそうで、この狛犬も社伝では、将軍吉宗公奉納と云う事であり、製作したのは鎌倉八幡宮御用仏師の三名で、仙波東照宮の随身も制作している。

年代:享保19年(1734)
材質:木製
型式:神殿型
高さ:阿形55.2Cm、吽形62.2cm

企画展は撮影禁止なので、図録に載っていた写真を借用します。

阿形獅子
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吽形狛犬、角あり。
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寄木造り、玉眼、金箔、彩色

平安時代に確立された、官国弊社の狛犬の基準は、「獅子は金箔を押し、毛髪には緑青を塗り、金の毛描きを施す。 狛犬は、銀箔を押し、毛髪には群青を塗り、銀の毛描きを施し、角あり。」とある。
今回の狛犬の毛髪の彩色が、獅子は緑色、狛犬が青色になっているのは基準通りで素晴らしい。

特徴:
・阿形獅子はたてがみは巻毛、四肢の房毛及び尾の毛先の大半を巻毛とする。両耳を伏せて、玉眼、大きく口を開いて歯と舌を出し、牙を表す。
・吽形は、二股の立派な角あり、たてがみは房状の直毛、四肢の房毛及び尾の毛先の大半を直毛とする。両耳を立て、玉眼、口を閉じ噛みしめている歯と牙が目立つ。
・前足は一方を前方に踏み出して動きがある。
・後足は蹲踞。
・尾は、二段に立った葉団扇型。

尾が二段に立っているのが珍しい。
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台座が長方形の礼盤型で立派なもの。
各々の外板に格狭間を造り、金鋼製透彫や牡丹唐草文彫りの金鋼製飾金具を付けている。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

これは保存状態が非常に良いものですね。おそらく、外や軒下ではなく、社殿の中に安置されていたものでしょうね。

台の彫り物?も良さそうな感じですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
神殿型は木製なので、大切に社殿の中に
置かれているので、綺麗なのが多い
ですね。
とても状態の良いものでした。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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