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熊本城稲荷神社境内社貞弘大明神の瓦狛犬

20180820

所在地:熊本県熊本市中央区本丸3-13 熊本城稲荷神社境内
参拝日:2018年7月17日

九州旅行の初日、熊本空港で迎えてくれた娘の車で、まず加藤神社に参拝、周辺で熊本城の復興の様子を確認してから、ここに回った。
事前に調査したら、ここに面白い狛犬が居たからである。

熊本城稲荷神社については、既に記事があります。

その記事を見る


駐車場から石段を上がると社殿がある。
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熊本城稲荷神社の左手に、沢山の境内社があるが、その中に貞弘大明神があり、その左右に珍しい瓦製の狛犬が居る。
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瓦製のものとしては、神社やお寺の屋根に「飾り瓦」があるが、これは魔除けとして置かれていて、獅子もよく見かける。その場合はたいてい逆立ちをしているのが多い。
ここの狛犬はどうかと見ると、瓦製だがどうも飾り瓦として作られたものを持って来たわけではなさそうだ。

年代:不明
材質:瓦製
型式:寄りかかり型


右は吽形の獅子。
楓か何かの樹に前足をかけて立ち上がった姿勢。下に牡丹の花も見える。
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眉毛はクルンと巻き毛、目もまん丸。牙は見せているが笑い顔で愛嬌たっぷり。
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左は阿形獅子。
樹の枝に前足をかけて立ち上がった姿勢。
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眉を吊り上げ、歯をむき出して怒った顔で、迫力あり。
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特徴:
・右は吽形、たてがみが巻き毛で獅子。・顔が大きい。
・耳は垂れている。眉はクルンと巻き毛。目はまん丸。
・閉じた口に歯は見えないが牙は大きく突き出している。
・口ヒゲも顎髭も八の字形。熊本の特徴が出ている。
・左は口を開き阿形、たてがみが巻き毛で獅子。
・耳は垂れている。眉はつり上がり、目じりもつり上がっている。
・鼻の下にチョビ鬚、顎髭も八の字で控えめ。
・口は大きく、鋸歯をむき出し、舌ものぞかせている。牙は見えない。
・前足を樹に乗せて後足で立ち上がっている。
・前足と後足の爪は大きめ。前足付け根の巻き毛と後足の走り毛はしっかり表現している。
・尾は、背中に張り付いた炎形だが、左右で形は異なる。

・前足と後足の爪は大きめ。前足付け根の巻き毛と後足の走り毛はしっかり表現している。
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右側吽形の尾
根元から炎形の巻き毛が二段に立ち上がって、上は左右に分かれている。
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左側阿形の尾
尾のスジが一本立ち上がって、そこから左右に二つずつ巻き毛が出ている。
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瓦製の狛犬は初めてである。
瓦で作るために単純化している部分はあるが、表情は豊かで、姿勢も独特で、とても良い狛犬だと思う。
何よりも親しみやすい愛嬌があるのがいい。
石造と比べると壊れやすいので、大切にして欲しい。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

顔に愛嬌があって、中々、面白い形の狛犬ですね。ちょっと見、上半身だけしかない感じですね。

そう言えば、先日、旧碓氷峠に行った際、そう言えば、そこの熊野神社の狛犬を四季歩さんが紹介されていたことを思い出して、見晴台より更に進んで、熊野神社に行ってきました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
碓氷峠の神社は面白いですよね。
参道の真ん中から長野県と群馬県に
わかれていて、賽銭箱も夫々の県のが
あって。
社前の力餅を食べられる茶店の中も
線が引いてあって、こちらが長野県
とか、面白いです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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