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青面金剛庚申塔/目黒区・成就院(蛸薬師)

20180907

所在地:東京都目黒区下目黒3丁目11番11号 成就院境内
撮影日:2017年1月12日

このお寺は蛸薬師とも呼ばれていますが、私にとっては「お静地蔵」がある寺として大事なところです。
家光の異母弟であり、初代会津藩主の名君保科正之の生母お静の方が、正之の無事成長を願って奉納された地蔵尊が境内に祀られています。
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その境内に置かれている石仏の中に庚申塔が一基あります。
一番左に置かれている。
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塔身は唐破風笠付き角柱
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銘文は、右側に「元禄九丙子歳 庚申待」、左側に「四月二十三日供養行」とあり。
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塔身:唐破風笠付き角柱
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫瑞雲付き
主尊の特徴:一面六臂、髪は火炎
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾
脇侍:一邪鬼、三猿
造立年代:元禄九年(1696)


唐破風笠付き
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中央に種子が刻まれ、その下に日月が刻まれている。
種子は、傷が加わっていたりして紛らわしいが「阿弥陀如来」だと思う。
日月は浮彫瑞雲付き。
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全身
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髪は火炎、表情は忿怒形。
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本手は合掌。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、弓。左側が上から鉾、矢。
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青面金剛は左向きの邪鬼を踏んで立つ。
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その下に三猿。右から見ざる、聞かざる、言わざる。
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この庚申塔の特徴は、塔身が唐破風笠付き角柱で立派なこと。
種子が刻まれていること。
青面金剛はシンプルであり、持ち物も普通。髑髏とか蛇は登場しない。
邪鬼の顔が、あきらめたオバサンみたいな顔であり笑える。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

蛸薬師ですか、都内のは行ったことがありませんが、京都の新京極で見た記憶があります。でも、蛸薬師と聞いて、私が思い出すのは、オデキ用の薬剤「タコの吸い出し」で、子供の頃、結構、オデキができやすい体質で、よく、この緑色のタコの吸い出しを塗っていました。

さて、庚申塔ですが、座ってうつぶせ状態の邪鬼、四季歩さんが紹介されている他の庚申塔で見た記憶がありますが、こう言う格好だと、堪忍してくれと言う感じに見えますね。


matsumoさん

コメントありがとうございます。
「タコの吸出し」ですか、懐かしいですね。
私もおデキができやすくて、よくお世話に
なっていました。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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