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天草・食場神社の狛犬

20180924

所在地:熊本県天草市亀場町食場53 食場神社拝殿前
撮影日:2018年7月19日

九州旅行の三日目、この日はまずこのお宮に参拝後熊本に出て、九州自動車道を北上して、宗像大社に参拝後、博多に宿泊するという予定です。
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天草・食場神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、拝殿前に居ます。
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年代:大正10年(1921)奉納
材質:石造
型式:天草型

右側が阿形。たてがみが巻き毛なので獅子。
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耳は垂れ、眉は太く斜め上につり上がっている。目はまん丸ではないがドングリ眼(まなこ)。
口ヒゲは房状に横に流れている。
口は耳の近くまで裂ける大きさ。口を心もち開けて、細かい歯列がびっしり並び、牙はしっかりある。
巻き毛の顎鬚(あごひげ)がぐるっと首を取り巻いている。
たてがみ、胸毛もしっかりある。
落ち着いて、こちらを見つめている感じ。
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左側が吽形。たてがみがまき毛であり獅子。
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耳は垂れ、眉は太く斜め上につり上がっている。口ヒゲは房状に横に流れている。
口は耳の近くまで裂ける大きさ。口を閉じ、歯列は見えない。牙はしっかりと下唇にかぶさっている。
くちびるのたわみは波が多い。
襟巻のようにぐるっと顎鬚(あごひげ)が首を取り巻いている。
たてがみ、胸毛もしっかりある。
ちょっと微笑んで、こちらを注視している感じ。
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前足は真っ直ぐ伸び、後足は蹲踞。
胸毛、たてがみが身体に流れて、前足と後足には走り毛がしっかりとある。
前足の爪も鋭い。体のあちこちに巻き毛が見える。
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尾は、炎形の尾立ち型だが阿形と吽形で微妙に異なる。

阿形は下から7本の炎が立ち、巻き毛はまったく見られず、横の二本は側面に流れる。
中央の太い炎は揺らぎながら真っ直ぐ立っている。
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吽形の尾は、横の二本も立ち、その内一本が高く立ち先端が巻き毛となっている。
中央の太い炎は揺らぎながら真っ直ぐ立っている。
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年代は、大正10年(1921)。
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今回の狛犬も天草型の特徴が随所に見られる。
ます、顔と口がバカデカイ。
ドングリ眼(まなこ)と襟巻のような顎鬚(あごひげ)。
口ヒゲのあるのは、異例。
眉がつり上がっているのだが、静かな表情で、とっつきにくさは感じられない。
尾の形を阿形と吽形で微妙に変えていて、石工の工夫が感じられる。
全体に、天草型をちょっとアレンジした感じで、一風変わった愛すべき狛犬となっている。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

口が開いている方はちょっと恐い感じですが、閉じている方がユーモラスな感じですね。どちらが好きかと問われれば、閉じている方が好きですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
総じて、九州の狛犬は、江戸狛犬のように
洗練されたものは皆無ですね。
けっこう力強いものが多いですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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