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青面金剛庚申塔/目黒区・五本木庚申塔群①

20181004

所在地:東京都目黒区五本木二丁目20番15号
撮影日:2018年1月16日

場所は、東急東横線祐天寺駅下車して7分ほど歩いたところにあり、幸いグーグルマップに載っているので、それを頼りに訪ねた。

小堂内に庚申塔4基、地蔵尊1基、堂前右手前に念仏塔1基、堂外左後方に庚申供養塔(文字)1基が建っています。
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庚申塔4基のうち、今回は一番右側の①を紹介する。
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塔身は駒形。
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銘文は、頭部周囲に「奉納 庚申 供養」、鶏の右側に「文化七歳」とあり。
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塔身:駒形
主尊:一面八臂青面金剛
日月:浮彫、瑞雲付き
主尊の特徴:一面八臂、髪火焔、頭に蛇
本手:剣とショケラ
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾、索縄、手持鐘?
脇侍:二邪鬼、二鶏、三猿
造立年代:文化7年(1810)
高さ:92cm

日月は浮彫り、瑞雲が長い。
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青面金剛全身
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髪火焔、頭に蛇、表情は眉を吊り上げ忿怒形。
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本手は剣とショケラ。剣は破損している。ショケラは着物を着た子供みたいな女性。
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通常六臂なのに対し、これは八臂なので法具が多い。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、中が弓、下が索縄。
左側は上が鉾、中が矢、下は手持鐘であろう。
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青面金剛はそれぞれの足で左向きの邪鬼二匹を踏んで立ち、左右に鶏が居る。
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その下に三猿が居る。右から、言わざる、見ざる、聞かざる。
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この庚申塔の特徴:
・ほとんどの青面金剛が六臂なのに対し、これは八臂である。よって手に持つ法具が二つ増え、索縄と手持鐘が増えている。手持鐘が珍しい。
・青面金剛が夫々の足で二匹の邪鬼を踏んでいる。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

六本木は勿論、知っていますが、五本木と言う地名、初めて見ました。すると、一から十まであるのではと思って調べてみると、一本木から九本木まではあるが、十本木は無し、それ以上だと、十二本木、十三本木、千本木とあるようです。

ううん、地名って面白いです。

さて、五本木庚申塔群ですが、このためだけに土地を空けているようですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
庚申塔が一か所に多数集められているのは、
東京都の特徴ですが、関東大震災や戦災後の
区画整理や道の付け直しによって、居場所を
失った石仏がまとめられるわけです。
この前の道は「鎌倉道」だそうですから、
「高札場」とか公共の場所が色々とあったと
思われます。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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