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宗像大社辺津宮の青銅狛犬

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所在地:福岡県宗像市田島2331 宗像大社辺津宮神門前
参拝日:2018年7月19日

九州旅行の三日目、天草を朝出発し、狛犬中心に天草の神社に二社寄りながら熊本に出、熊本ICから九州自動車道に乗り、一路、宗像大社辺津宮を目指して来ました。
以前から宗像大社に参拝するのが夢だったので、感激しながらの参拝でした。
宗像大社辺津宮については、既に記事があります。

その記事を見る


宗像大社辺津宮の長い清らかな参道
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今回の狛犬は、神門の前に居ます。
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年代:文政7年(1824)
材質:青銅製
型式:神殿型

右側が阿形獅子、角あり。
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角は一本鋭いのが立っている。
耳は聞き耳を立てていて、眉は巻き毛が少しずつずれて流れていき、下がり気味。
眼は玉眼。大きな鼻の横に頬が盛り上がっている。
唇のたわみが強調され歯は四角い歯が並び、牙は鋭い。舌も少し吊り上がって活き活きとしている。
頬ヒゲは横に美しく流れ、アゴヒゲは、顎の両側に巻き毛が垂れ下がっている。
表情は、割とおだやか。こちらをジッと見つめている感じ。
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左が吽形獅子、角あり。
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角は一本鋭いのが立っている。
耳は聞き耳を立てていて、眉は巻き毛が少しずつずれて流れていき、下がり気味。
眼は玉眼。大きな鼻の横に頬が盛り上がっている。
唇は閉じているが四角い歯列は見せている。唇のたわみは実に大きい。牙もしっかり見せている。
頬ヒゲは横に美しく流れ、アゴヒゲは、顎の両側に巻き毛が垂れ下がっている。
表情は、割とおだやか。こちらをジッと見つめている感じ。
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タテガミは綺麗な巻き毛の連続で美しい。
前足は、筋肉が強調された締まった直立の足。
後足は蹲踞。筋肉が強調されている。
爪はしっかり大地を捉え、走り毛の表現が綺麗。
特に後足の走り毛は後ろに流れて立ち上がっていて、その豊かさは他に例を見ない流麗なもの。
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阿形のほうの後足に刻まれている文は、尾が盗難に遭ったので補作した旨が記されている。
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尾は、ものすごい数の巻き毛が重なって、炎状の尾が立っている。
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この狛犬は、本来神殿の中に置かれる木製の狛犬の形を青銅で作り、外に置かれたもの。
彫刻家が木に彫り、それを鋳込んだものなので、実に繊細で勢いがあり立派なもの。
神殿型は、阿形が獅子で吽形が狛犬となっているのが基本だが、この狛犬は江戸時代に製作されたものなので両方とも獅子のかたちになっている。
角が両方にあるという、珍しい形になっている。
青銅製のため、細部が繊細に作られていて、タテガミ、ヒゲ、走り毛などの体毛の表現が美しい。
神を守護しているのにふさわしい、穏やかな威厳ある表情で、すこぶる立派な狛犬だ。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

青銅製の狛犬って、確か、上野公園内の五條天神にあったと思いますが、繊細な感じで良いですよね。加えて、石のものより当初の形が保っている感じがしますし。

それにしても、宗像大社のものは江戸時代のものとは思えない程、保存状態が良いですね。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
青銅製の狛犬は、繊細な造りでいいですね。
花園神社の狛犬は、はり江戸時代のもので、
もっと繊細で迫力もありますよ。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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