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尖石縄文考古館/諏訪地方の歴史探訪④

20181018

所在地:長野県茅野市豊平4734-132

10月10日に行われた歴史クラブの定例見学会ですが、コースは諏訪大社上社前宮⇒諏訪大社上社本宮⇒高島城⇒尖石縄文考古館でした。

諏訪大社上社前宮、本宮、高島城の後、最後の訪問地である「尖石縄文考古館」に到着しました。
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この考古館は、現在国宝の土偶2点を蔵する素晴らしいところですが、「宮坂英弌(ふさかず)」氏個人の努力から出発しています。
宮坂氏は小学校の教師をしながら考古学の研究をし、戦前から八ヶ岳山麓の縄文遺跡の発掘を行い、特に尖石遺跡は独力で発掘を続け、日本で初めて縄文集落の全容を明らかにしました。また、与助尾根遺跡でも縄文集落を発掘しました。

スタートは、氏のお宅の縁側に並べて見学者に公開。
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自宅を改造した「尖石館」
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最初に出来た「尖石考古館」
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旧考古館で子供たちに説明する宮坂英弌氏
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時間の関係で、30分だけですが学芸員の方に案内をしていただきました。

最初は黒曜石の説明
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白樺湖周辺で見つかった黒曜石
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諏訪湖周辺の、おびただしい数の旧石器遺跡、縄文遺跡、弥生遺跡。
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【常設展示室A】
入口には、務めを果たした諏訪大社御柱の断片が飾られていた。
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先に説明した、考古館の歴史の説明がある。
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『蛇体把手付土器』 尖石遺跡 縄文時代中期前半
頭の形はマムシである。
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『有孔鍔付土器』 尖石遺跡 縄文時代中期前半
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【国宝土偶展示室】
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現在、ここには国宝の土偶、「縄文のビーナス」と「仮面の女神」の2点が収蔵されていますが、国宝の土偶が全国で5点しかないことを考えると、すごいことだと思います。
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◎国宝 「縄文のビーナス」
実物展示
高さ 27cm
重さ 2.14Kg
棚畑遺跡第500号土坑
縄文時代中期
約5000年前
発掘当初から「縄文のビーナス」の愛称で親しまれている。
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◎国宝 「仮面の女神」
実物展示
高さ 34cm
重さ 2.7Kg
中ツ原遺跡第70号土坑
縄文時代後期
約4000年前
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「縄文のビーナス」は中が詰まった「中実土偶」ですが、「仮面の女神」は「中空土偶」です。
両脚や大きなおしり、胴体、両腕、ふくらんだおなかを別々に作り、それらをくっつけ合わせて作っていることがレントゲン撮影でわかりました。
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発見時の状況が再現されていた。
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【一般展示室】
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残念ながら時間が無くなり、駆け足で見た。

『深鉢』
棚畑遺跡
縄文時代中期
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『深鉢』
原村・富士見市徳久利遺跡
縄文時代中期
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女性を象徴した土偶がある一方で、男性を象徴したまつりの道具で「石棒」がある。
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館内の見学の後、隣の与助尾根に移動。
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【与助尾根遺跡復元住居】
与助尾根遺跡は尖石縄文考古館の隣にあり、宮坂英弌氏により昭和21年から27年にかけ、縄文時代中期の竪穴住居跡28か所が発掘されました。
このうち、ある時期に存在したとみられる縄文集落を復元してあります。
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竪穴住居に入ってみました。
入った当初は真っ暗ですが、眼が慣れてくると意外と見えるものです。
ストロボを焚いて映している。
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一部は、わざと修復せずに劣化の様子を見ているものがあった。
中で火を焚いて煙り)出せば、もっと持つと思うのだが、劣化は早い。
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予定時間になり、見学会は終了。
「もっと、ここに居たい」、「もっと時間が欲しい」という声が多かったのは、テーマ選択としては成功だったと、嬉しく思いました。
帰り路も、心配していたが混むことがなかったので、少し早めに到着したのでホッとした。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

歴史探訪旅行、大成功で良かったですね!!

今まで茅野には10回以上、計1ヶ月間以上、泊まっており、尖石縄文考古館にはバスで行けることは知っていましたが、泊まる目的が霧ヶ峰や北八ヶ岳等を歩くことなので、未だに行ったことがありませんが、上記を見させていただき、どのような場所か、大体、わかりました。次回、茅野に泊まった時で、天気がよくない時にでも、行ってみたいと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ぜひ、行って見てください。
きっと気に入ると思います。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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