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出雲国一之宮・熊野大社の狛犬

20181222

所在地:島根県松江市八雲町熊野2451番 熊野大社神門前
撮影日:2015年11月13日

熊野大社は、出雲大社の本家にあたるお宮さんで、出雲国一之宮を出雲大社と分け合っています。

熊野大社については、記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、二の鳥居をくぐり手水舎で浄めたあと、石段を上がったところに居ます。
神門前にあたります。
181222kumano01.jpg


年代:文政8年(1825)奉納
材質:石造(来待(きまち)石)
型式:出雲・構え型

来待石とは、島根県宍道町来待地区に算出する石で、1400万年前に形成された凝灰質砂岩のこと。
この細工しやすい石は古くから灯籠や狛犬などの石造物の材料として重宝されましたが、凝灰質砂岩なので脆いのが難点。出雲狛犬は風化が早く、今日では完全な姿を見られるもののほうが少ないくらいです。

この頃は、ちゃんと狛犬の撮り方を決めていなくて、結果一方向からしか写真が撮れなかった。

右側が阿形獅子。
前足を折り、腰を高くして、今にも跳びかかりそうな姿勢をしている。
181222kumano02.jpg


181222kumano03.jpg


長い耳は垂れ、眉は横に波打って伸びて、目は吊り上がり気味。
鼻は獅子鼻で大きい。唇のたわみが大きく、開いた口に歯は目立たない。舌が立っている。
豊かな顎髭が、真ん中で分かれて、何段にも流れている。
181222kumano04.jpg


左側が吽形獅子。
前足を折り、腰を高くして、今にも跳びかかりそうな姿勢をしている。
181222kumano05.jpg


181222kumano06.jpg


長い耳は垂れ、眉は横に波打って伸びて、目は吊り上がり気味。
鼻は獅子鼻で大きい。唇のたわみが大きく、その上に口ひげが二列波打って横に延びている。
閉じた口に牙はわかる。
豊かな顎髭が、真ん中で分かれて、何段にも流れている。
181222kumano07.jpg


尾は、一方向からしか見られないので詳細は不明だが、豊かな毛の尾が炎状に立ち、脇の巻き毛も勢いがよい。
181222kumano08.jpg


出雲・構え型だが、写真を一方向からしか撮っていないもので、情報が不足しているが、構え型の特徴はよくわかる。
今にも跳びかかりそうな迫力があって、一之宮の狛犬にふさわしく威厳がある。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

これは中々、良い狛犬ですね。

コケとか汚れ、あるいは、欠け等がありますが、それでも、200年前のものですから、よく保った方だと思います。

それにしても、もし、狛犬を欧州でほれば、やはり、大理石を使うのでしょうね。それだったら、500年以上、保つと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
出雲・構え型は、私も大好きな型です。
狛犬は、民衆の奉納によるものですから、
大理石は少ないと思います。
日本でも権力者や、大富豪は仏像とか
鳥居とかを奉納しますよね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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