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品川神社の備前焼狛犬

20190214

所在地:東京都品川区北品川三丁目7番15号 品川神社参道
撮影日:2017年6月18日

品川神社については、既に記事があります。

その記事を見る


この記事は2013年に参拝したときの記事ですが、その時に見た姿は、細かい目の金網に覆われていて、あまりよく写真に写すことが出来ませんでした。
しかし、別の用事で2017年6月に訪ねたときは、金網が無くてよく姿がわかる状態だったので小躍りして写真を撮ったものでした。

今回の狛犬は、二の鳥居と三の鳥居の間に居ます。
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年代:文政13年(1830)
材質:備前焼
型式:江戸尾立ち型・獅子狛犬

右側の阿形獅子。角あり。蹲踞している。
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たてがみが巻毛なので獅子。角がある。
耳を伏せ、目は飛び出ている。眉は巻き毛が横に重なって流れて、顎髭は三段に厚い。
耳と鼻が欠けて痛々しい。
口を開き、舌が立っている。唇のたわみが大きく、上の歯列は前だけで両側に牙。下にはあまり歯は無い。
どこも丸っこい顔だが、鋭くにらんでいる顔である。
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左側は吽形狛犬。角がある。蹲踞している。
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口を閉じており、たてがみが流れているので狛犬。
耳を伏せ、目は飛び出ている。眉は巻き毛が横に重なって流れて、顎髭は三段に厚い。
口を閉じて上の歯をむき出している。両側に牙。
どこも丸っこい顔だが、鋭くにらんでいる顔である。
190214shina10.jpg


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前足は真っ直ぐな長い脚。後足は蹲踞。前足と後足がくっついている。爪も立派。体毛も豊かに表現され、前足の走り毛は長く延びて翼のようだ。
190214shina12.jpg


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尾は、阿形と吽形で違いがみられる。
阿形の尾
両側に5つずつの巻き毛があり、その上に一つの太い毛が立つ。
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吽形の尾
大小の二つの巻き毛が両側にあり、その上に一つの太い毛が立つ。
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年代は文政13年(1830)。
190214shina18.jpg


この狛犬は、備前焼の江戸尾立ち型。
獅子と狛犬のセットである。
獅子・狛犬型は、普通狛犬に角があるが、ここの狛犬は獅子、狛犬ともに角があり珍しい。
備前焼なので、細かな表現が美しい。
阿吽の、それぞれの尾が異なるのも、芸が細かい。
あちこちに、欠損があり痛ましいが、とても美しい狛犬である。


狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

陶磁器製の狛犬って、石より水分を吸わないと考えられることから、石造のものより強いのではと思っていましたが、思ったより壊れるもののようですね。と言っても、200年近く経っているので仕方がないのかもしれませんが。

陶磁器の良い所は、石に比べて、苔が生えにくいことでしょうか。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
なにしろ焼き物は、壊れ物ですからね。
怖いのは、祭礼のときの神輿なんかでしょうね。
私は、焼き物の狛犬が好きですね。
石とは違った形にしたものが多いです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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