FC2ブログ

稲乃比売(いなのひめじんじゃ)神社(延喜式内社)/埼玉県大里郡寄居町

20190531

鎮座地:埼玉県大里郡寄居町鉢形2338
参拝日:2019年2月21日

この日は、個人的に取り組んでいる「武蔵国式内社めぐり」で寄居町に存在する式内社三社を巡拝しましたが、出雲乃伊波比神社、小被神社に続いて最後に、ここに参拝しました。
190531inanome01.jpg


社号標
武蔵国式内社 男衾郡「稲乃賣神社」(小社)、旧村社
190531inanome02.jpg


『延喜式』神名帳では、 「稲乃賣(ヒメ)神社」となっている。
190531inanome03.jpg


御祭神は、稲田姫命・素盞嗚尊・大己貴命・少彦名命。
稲田姫命がもともとの御祭神で、氷川信仰により他の祭神が付け加えられたと思われる。

創祀年代は不詳。当地一帯は、『和名類聚抄』に載る男衾郡八郷の「榎津郷(えなつごう)」に比定される地。
平安時代前期の天長元年(824年)6月28日、相馬清太輔宗満が祠官となったという。この家系が現在に至るまで神職を継承しているという。

当地は渡来系氏族の「壬生吉志(みぶきし)」氏の在所でもあり、古代以来祭祀を司っていたとされる。
『類聚三代格』貞和8年(841年)5月条に「男衾郡榎津郷戸主外従八位壬生吉志福正」とあり、当社と壬生吉志氏の関係がわかる。

『日本三代実録』貞観6年(875年)12月に「稲娶神」(いなづめのかみ)とある。「稲乃売神」と同神とみられている。また、この神名が、地名の「榎津」と音が通じる。

戦国時代の元亀年間(1570年-1573年)、鉢形城の筑城に際して城内に遷座した。天正18年(1590年)、再び現在地に復興した。

中世以降と思われるが、氷川信仰の流布とともに一時は「氷川社」に変更され、「氷川大明神」の社号額も残っているという。

鳥居
190531inanome04.jpg


手水舎
190531inanome05.jpg


境内は手狭。
190531inanome06.jpg


社殿は覆屋。
190531inanome07.jpg


社額
190531inanome08.jpg


中に本殿が納められている。
190531inanome09.jpg


奉納絵馬が多い。
190531inanome10.jpg


本殿の彫刻が立派。
190531inanome11.jpg


扉の両袖にも龍の彫刻が。
190531inanome12.jpg


右側脇障子の彫刻
190531inanome13.jpg


左側脇障子の彫刻
190531inanome14.jpg


本殿左側の彫刻
190531inanome15.jpg


背面の彫刻
190531inanome16.jpg


本殿右側の彫刻は、まったく覗くことが出来なかった。

境内社(三峰社・市杵島社・天神社・疱瘡社・稲荷社)
190531inanome17.jpg


社殿の壁に剣士の傘寿記念である、真新しい奉納額があった。
190531inanome18.jpg


190531inanome19.jpg


190531inanome20.jpg


190531inanome21.jpg


以上で、この日の参拝は全て終え、帰途についた。



「神社巡拝」に飛ぶ



スポンサーサイト



コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、本殿、これだけ立派な彫刻があるのだったら、覆い屋は必要ですね!

matsumoさん

コメントありがとうございます。
このお宮さんは、小さいですが、ちゃんと守られている
感じがしてよかったです。
やはりお宮さんは鎮守の森なので、地域の方に
大事にされていることが一番ですね。
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop