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熊野速玉大社の狛犬

20190601

所在地:和歌山県新宮市新宮1 熊野速玉大社参道
参拝日:2019年3月19日

熊野速玉大社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、参道の手水舎と神門の手前に居ます。
巨大で、高い台座の上に居るので、仰ぎ見ることになります。
190601hayatama01.jpg


年代:弘化3年(1846)
材質:石造
型式:浪花型(特殊)

右側が阿形。タテガミが巻き毛なので獅子。蹲踞している。
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タテガミはよく見えない。ほおヒゲ、あごヒゲは巻き毛がグルッと廻り、そこから毛が延びている。
大きな耳は伏せ、太い眉がカールして目を囲んでいる。目はドングリマナコ。鼻はペシャンコで尖っている。
唇のたわみは大きく、三重に縁どられている。
口を開き、歯をむき出している。牙は大きくて鋭い。
表情は笑っている。
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左は吽形、タテガミが巻き毛なので獅子。角は無い、蹲踞している。
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タテガミは巻き毛が無く真っ直ぐ流れている。
ほおヒゲ、あごヒゲは巻き毛がグルッと廻り、そこから毛が延びている。
大きな耳は伏せ、太い眉がカールして目を囲んでいる。目はドングリマナコ。鼻はペシャンコで尖っている。
唇のたわみは大きく、三重に縁どられている。
口を閉じ、歯は見せていない。飛び出している牙は鋭く長い。
表情は、ニヤッと笑っている感じ。
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長い前足をたわませ地面を踏みしめている。
胴は極端に太い。
前足、後足の走り毛がちょこんとあるくらいで、体毛の表現はほとんど無い。
どっしりとしている。
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尾は背中に付いて、大きな巻き毛が三つ。
そこから炎状に伸びた毛が中央にまとまっている。
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年代は弘化3年(1846)。
190601hayatama17.jpg


顔・表情や身体の印象から浪花型が一番近い。
しかし特殊で、「別格」と云った方が良い。
浪花型の特徴である唇の二重の縁取りが、ここでは三重である(笑)
浪花型は小型が多く親しみやすいのに、ここでは巨大で高い台座の上に乗っている。
表情は、まぎれもなく浪花型だ。

寄進者の情報でうなずけた。
熊野の紺屋中(紺屋の組合)と阿州(徳島)藍屋の奉納とのこと。
当時、阿州の藍は大阪商人が運んでいて、海上安全を願って寄進したもののようで、浪花型を派手に作って寄進したのだろう。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

写真を見せていただき、ここの狛犬、大きなことを思い出しました。

そう言えば、本日は今戸神社の大祭で、本社神輿渡御が行われるので行ったのですが、ここの狛犬、1752年の奉納らしいのですが、金網で覆われていて、まともに撮影できないのにはまいりました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ここの狛犬は、珍しいものでよかったです。

今戸神社の狛犬は、私も参りました。
神輿行列から保護するためでしょうか?
目が細かいので、よく撮れません。
泣きますね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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