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青面金剛庚申塔/金乗院③

20190731

所在地:東京都豊島区高田2-12-39 目白不動尊金乗院境内
撮影日:2018年3月17日

目白不動尊金乗院については、「関東36不動めぐり」で参拝した際の記事があります。

その記事を見る


境内には7基の庚申塔があり、今回は本堂の左前植え込みの中に置かれている青面金剛庚申塔を紹介する。

本堂の左前に金木犀があり、その足元に置かれている。
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この庚申塔は、風化、破損がひどくて、やっと形をとどめている。それで保護のため植え込みの中に置かれていて、近づけない。
しかし、望遠で撮った写真を見ると、細部ではなかなか良いところが多い。

塔身は、駒形。
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塔身:駒形
主尊一面六臂青面金剛立像
日月:浮彫り瑞雲付き
主尊の特徴:一面六臂、頭に蛇、一邪鬼を踏んで立つ。
本手:不明、合掌ではない。
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、三叉矛
脇侍:二鶏、一邪鬼、三猿
造立年代:不明
高さ:80cm

日月は、筋彫り瑞雲付き。
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青面金剛全身
一邪鬼を踏んで立つ。。
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円錐形の頭部には、蛇が巻き付いているのはわかる。
顔は風化がひどくて、表情はまったくわからない。
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本手は右腕が途中まで残っているだけ。合掌ではないことはわかる。
右側が上は法輪、下は弓。
左側は上が三叉矛、下は矢。
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青面金剛足もと左右に鶏が居る。
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踏まれている、ふんどしをしている邪鬼だが、両手を踏ん張り、まだまだ負けないぞと云わんばかりの表情が良い。
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邪鬼の下の岩に、額縁のように設けられていて、左に横向きの猿の頭部らしい残骸がある。三猿が刻まれていたと判断される。
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この庚申塔の特徴であるが、
青面金剛の顔は残念なことに風化破損がひどくて表情はまったくわからない。
頭に蛇が巻き付いているのはわかる。
庚申塔に蛇が登場するのは、下記の意味があるとみられる。
・水神の使い
・雨乞い
・脱皮を繰り返して成長することから、成長運。財産運。
鶏が登場しているが、その意味は多産を表していることと、鶏が鳴けば庚申の夜が明けたことになる。
踏まれている、ふんどしをしている邪鬼が、両手を踏ん張り、まだまだ負けないぞと云わんばかりの表情が良い。



「庚申塔の探訪記事一覧」に飛ぶ



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

1909年のこの辺りの地図を見ると、金乗院の西側は広い草地(田んぼ?)のようですので、この辺りが整備されて家が建った時代に沢山の石仏や庚申塔が集められたのでしょうね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
埼玉県の場合は、たいてい道端に個別に
あるのが普通ですが、
東京都の場合は、一か所にたくさん集められていますね。
それだけ開発が進んだということですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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