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脳天大神(のうてんおおかみ)/日本の神々の話

20190903

奈良県吉野の吉野山・金峯山寺の塔頭・脳天大神龍王院に祀られている神です。

金峯山寺蔵王堂の境内から脳天大神への階段はおよ450段の急な下り階段を降りていったところにあります。
役小角(えんのぎょうじゃ)像に見送られ、途中で鳥居をいくつかくぐるので神を祀っていることがわかります。
さらに降りていくと、大きな剣の倶梨伽羅(くりから)不動尊を過ぎ、女性の修行の地「岩峯大神」の前を過ぎ、到達した脳天大神龍王院は、山の谷間の清流沿いにひっそりとたたずんでいます。

脳天大神は、金峯山寺初代管長である故五條覚澄大僧正が霊威感得された頭脳の守護神である。
覚澄大僧正は、お瀧のある女性の修行の場所を探し求められる中、現在、大神様が鎮座されている谷がその最適の場所であると考えられ、その後、行場の開発に取り組まれることとなりますが、その最中頭を割られた蛇に遭遇され、それを哀れに思われて丁寧に経文を唱えられ葬られました。
その後、その蛇が何度も夢枕に立たれお礼を言われたそうです。最期には「頭の守護神として祀られたし」と云う霊言を覚澄大僧正は聞かれます。また、それと同時期に蔵王権現様から「諸法神事妙行得菩薩(しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい)」と云う御霊言も授かられます。
実際に形として現れてこられたのは頭を割られた蛇でありますが、蔵王堂(ざおうどう)のご本尊蔵王権現様が姿を変えて出現されたということになります。
その後、昭和二十六年に現在の場所にお祀りされた。

頭は人間にとって非常に重要な部分です。脳天大神はその最も大切な処を守護し、頭の病気や学業試験などの願い事を成就して下さるとのことです。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

完全に神仏混合と言う感じの話ですね。

それにしても、「脳天」とは、あまりに強烈な名前ですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
弘法大師空海という人物は、たいていのお寺に
守護神を祀っていますね。
もともと神道の国なので、その地をお寺にする際に、
地主神などをちゃんと祀ることで、その地の
権威も取り込んだのではないかと思います。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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