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神奈川県立生命の星・地球博物館

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所在地:神奈川県小田原市入生田499
訪問日:2019年9月27日

歴史クラブの「博物館に行こう」グループの企画で訪れました。
最寄りの駅を7時ちょっと過ぎの電車に乗り、新宿から8:30発のロマンスカーで小田原まで。箱根登山鉄道に乗換え「入生田」駅10:17に下車。
そこから徒歩3分で、博物館に到着です。
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中に入ると、もうすごいものがお出迎え。
古代魚「クシファクチヌス・アウダクス」の化石と、恐竜「チンタオサウルス・スピノリヌス(複製)」の化石です。
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この博物館は、展示テーマ「生命の星・地球」の誕生から現在までの46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を、時間の流れを追ってわかりやすく展示しています。
「地球を考える」、「生命を考える」、「神奈川の自然を考える」、「自然との共生を考える」の4つの総合展示室がある。巨大な恐竜や隕石から豆粒ほどの昆虫まで1万点にのぼる実物標本。
面白そうなのは「ジャンボブック展示室」。実物標本が満載された高さ3.2メートルの立体百科事典がズラリ27冊。寄贈されたコレクションやトピックスが随時紹介されている。
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展示方法として興味を引いた「ジャンボブック展示室」に最初に入って見た。

【ジャンボブック展示室】
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「形のふしぎアンモナイト」という表題のページ。アンモナイトについて掘り下げている。
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こんなカマキリが居るんだ(驚)
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骨について掘り下げたページは、あまりきちんと見れなかったが、これには目を引かれた。

イッカクの角
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ハブの骨
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苔にも、いろいろと面白い苔があった。
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ウミユリの化石は、たいてい断面のものだが、これは花(ではないのだが)の部分が閉じた形の化石。
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こんな綺麗な石を掘り出した時は、驚いただろうな。
「たんばん」/岩手県湯田町、土畑鉱山
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タラバガニはカニでない!!
十脚甲殻類のうち、しっぽの短いのがカニ、長いのがエビで、その中間がヤドカリという分類です。 カニの足は5対(10本)ありますが、タラバガニは一番下の足が小さく、メスの腹部が右に捻じれているという、ヤドカリと共通する特徴がありますので、外見的にはカニに近いですが、生物学的には他のカニと区別してヤドカリに分類されています。
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一階に降りて「地球を考える」展示室に。

【地球を考える展示室】
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マンドラビラいん石/オーストラリア
1911年、ナラーバー平原で発見。鉄いん石。表面の小さな穴は、鉱物が溶け出したあと。
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マーロウいん石/アメリカ
1936年、オクラホマ州で発見。石質いん石。
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巨大な石の標本が展示されていて驚いた。

柱状節理/オーストラリア
新生代新第三紀(およそ2000年前)
マグマが冷えて固まる際に、収縮して生じる。
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枕状溶岩/カナダ
原生代(およそ20億年前)
中心部から放射状の割れ目が入っている。玄武岩質の溶岩流で,水中や湿地に流出して生じることが多い。
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リップルマーク/ネパール
原生代(25~6億年前)
堆積層の表面を水や空気が流れることにより、周期的な波状の模様が作られた規則的な微地形。 地表(風雪地帯や砂丘等を含む)、河床、海底などに形成され、堆積物(堆積岩)に見られる漣痕により、当時の流れの方向を推定することができる
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美しい石の標本がたくさんあった。

方解石(犬牙状結晶)/ブラジル
方解石は様々な結晶の形をしているが、この標本は犬のキバのような結晶が集まっている。
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砂漠のバラ(重晶石)/アメリカ
砂漠の中の水分に含まれていた成分が板状の集合結晶となり、バラの花びらのような形となった。
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オパール(たんぱく石)/オーストラリア
砂岩層にケイ酸分を含む地下水がしみ込んで出来たもの。
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アマゾナイト(天河石)/ブラジル
微斜長石の一種で、緑青色をしたものをアマゾナイトと呼ぶ。
この表面から、中にこんな美しいものが隠されているとは、とうていわからない。
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アンモナイトの壁/イギリス
中生代ジュラ紀中期(およそ1億7千万年前)
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ボリビア産古生代無脊椎動物化石群/ボリビア
古世代デボン紀(4.19億~3.59億年前
アンデス山脈の高地に算出した、古生代の海に栄えていた三葉虫類、腕足類、巻貝類、二枚貝類、ウミユリ類、頭足類などの化石群。
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【生命を考える展示室】

魚の標本が充実していて吃驚した。
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リュウグウノツカイ標本
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シイラ
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なんという名か?
すごい頭のサメ
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ディプロドクス・カーネギイ/アメリカ
中生代ジュラ紀後期
和名は「梁竜」。
首は約8m、尻尾は13mと非常に長く、普通の竜脚類の尾椎骨(尻尾の骨)が40個ほどに対し、ディプロドクスの尾椎骨は、倍の約80個あるとされる。
この尻尾は強力な筋肉で操作でき、外敵に対して尻尾を鞭の様に振るい、敵を叩きのめす武器として機能したとされる。
頭は尻尾とほぼ同じ高さ、ほぼ水平の高さにした姿勢で、バランスを取り、ゾウほどの速度でゆっくりと歩き、その姿勢ゆえ背の高い木の植物はあまり食べず、低いところに生える、シダなどの低草が主食だったとされる。
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ティラノサウルス・レックス/カナダ・アメリカ
中生代白亜紀後期(7000万~6600万年前)
陸上では最大級の肉食動物。全長は12m、大きな顎と丈夫な後足や尾を持っている。
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コロンビアマンモス/アメリカ
新生代第四紀完新世(一万年前)
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コームパッシア・エクセルサ/インドネシア
マメ科
熱帯多雨林には、高さ70mにもなる超高木が生えている。超高木は、しばしば幹の付け根に、板のように張り出した「板根」をつくり、自分のからだを支える。
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サザナミオオツノハナムグリの雌雄型
なんと一つの身体の半分ずつ雌と雄で構成するとは(驚)
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タイタンオオトビナナフシ/オーストラリア
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キョジンオオクモバチ(タランチュラホーク)/ブラジル
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シタムラサキオオバッタ/仏領ギアナ
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テナガカミキリ/ペルー
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シラユキシロスジカミキリ/パプアニューギニア
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ミイロタテハ/ブラジル
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左側:エダシャクの一種/インドネシア
右側:ベニオビシロチョウ/ペルー
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展示しているものの多様さに圧倒された。
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見学時間2時間ということで、参加者は自由に見て歩いた。
私は小田原という場所から、フィリピンプレートに乗って移動してきた火山列が、ここで日本列島のフォッサマグマの位置に衝突して出来た「伊豆箱根ジオパーク」について、更に深く知りたいと思っていたのだが、陳列している物の多様さと素晴らしさに見事に舞い上がってしまい(笑)、初期の目的を忘れて見入ってしまった(汗)。
最近、香川照之の「昆虫スゴイゼ」というテレビ番組や、狭山市立博物館でこの夏開催した「残念な昆虫展」の影響で、昆虫の面白さにハマッてしまっているせいもある。
展示しているものがすごいし、展示方法も見事にドラマチックである。
上野の国立博物館は別格として、いままでいろいろな博物館を見てきたが、一番興奮した博物館だった。

ここにあるレストランで、参加者全員でお昼を食べて、二宮神社・小田原城に移動しました。


「地球最古の岩石・隕石」の記事を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

博物館に観に行くためで、箱根まで遠征ですか! すごいです! 私にはとても真似できそうもないです。私にとっては、箱根は撮影に行く場所ですので、もし、撮影途中に出会っても、多分、中に入らないと思います。

地球博物館とのこと、おそらく、箱根が火山地帯であることと関係があるのでしょうね。

それにしても、アンモナイトの小さな化石、いつも欲しいと思っていますが、未だに未入手です

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ぜひ一度寄ってみてください。
とても面白いですよ。
私も、アンモナイトの化石、欲しいですね。
悔やまれるのは、仕事で北海道の岩見沢に
行ったときに、フラッと入った店にあったんですよね。
そんなに高い値段で無しに。
あれは、今でも悔やまれます。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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