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上野国式内社・榛名神社(前半)

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所在地:群馬県高崎市榛名山町849番地
参拝日:2019年11月10日

関越自動車道の高崎インターから一般道を走り、大鳥居の下にやってきてやれやれです。
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まずは、「高崎市榛名歴史民俗資料館」に寄り、榛名山の信仰の歴史について勉強した。
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修験道が盛んだった時代に信仰された「勝軍地蔵」。
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両側が社家町となっている、ゆるやかな上り勾配の参道を行く。
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歩き出してすぐ、小林一茶句碑がある。
『鶯(うぐいす)も としのとらぬや 山の酒  一茶』
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社号標
社格等:上野国式内社(小)、上野国六宮、旧県社
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祭神:
赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀る神社で、現在の主祭神は火の神・火産霊神と土の神・埴山姫神である。水分神・高靇神・闇靇神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合わせ祀る。
中世以降は「満行権現」と称され、「元湯彦命」が祭神とされていた。『榛名山志』には東殿・饒速日尊、中殿・元湯彦命、西殿・熟真道命と記されている。明治元年に現在の二柱に改められた。

歴史:
綏靖天皇の時代に饒速日命の御子、可美真手命父子が山中に神籬を立て天神地祇を祀ったのが始まりといわれ、用明天皇元年(586年)に祭祀の場が創建されたと伝えられる。
延長5年(927年)完成の延喜式神名帳に上野国十二社として位置づけられている。古くから神仏習合が定着し、山中には九世紀ごろの僧坊とされる巌山遺跡がある。
南北朝時代ごろから上野寛永寺の下に属し、高崎市中里見町の里見山阿弥陀院光明寺から別当が派遣されて管理がされてきた。
近世は東叡山輪王寺宮兼帯所となり、榛名山巌殿寺・満行宮と称していた。
明治の神仏分離により仏教色が廃され、元の榛名神社の社号に復した。
2017年度から2025年度にかけて群馬県内にある文化財の修復事業としては過去最大規模となる総額23億円をかけて百数十年ぶりに大修理を行う。17年度から19年度までに国祖社・額殿、20年度から21年度までに双龍門、21年度から25年度までに本社・幣殿・拝殿、23年度から25年度までに神楽殿の工事を行う予定である。

二之鳥居
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随神門(ずいしんもん)〔重要文化財〕
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随神
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七福神像が点々とあるので、見落とさないように注意していく。
随神門の横に、毘沙門天。
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禊橋(みそぎばし)の手前に、寿老人。
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禊橋(みそぎばし)
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深山幽谷を行く。
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鞍掛岩
灌木が茂っていてわかり難いが、細い岩のアーチがかかっている。
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七福神・布袋
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廻運燈籠
自分の干支(えと)の納め口からおみくじを納め、燈籠を回転させれば、運が廻ってくるとのこと。
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七福神・福禄寿
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塩原太助奉納玉垣
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朝日岳・夕日岳
中腹には、修験道の山だった頃に修行で使われた宝珠窟洞穴があります。
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石段の上に、三重塔が見える。
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石段を上がったところに、昭和14年奉納の狛犬が居る。
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神宝殿(しんぽうでん)〔県指定文化財〕三重塔。
三重塔としては群馬県内で唯一のもの。明治新政府の神仏分離令により当社も榛名神社として独立、以後当塔は神宝殿と呼ばれ 天之御中主神をはじめ五柱の神を祀る。
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三重塔と向かい合って、七福神の恵比須が居る。
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古谷トマトF1種子持産之碑
昭和9年に学生であった古谷春吉さんが榛名神社のある群馬の利根郡においてトマトの種子を手に入れ、その後、群馬の農家の方々と協力して様々なトマトの交配をして、「古谷トマト」と呼ばれる現在のおいしいトマトの元祖を作りだしたことなどを記念したものだそうです。
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御庁宣の碑(みちょうせんのひ)
「留守所下文(るすどころくだしぶみ)」という榛名神社で最も古い文書を彫った石碑。建久元年(1190)、時の政府から上野国司に下された健児(こんでい)、検非(けんぴ)両使の権力行使を停止する旨を認めたという文章。碑文には文書の虫食い穴まで忠実に彫られています。文書そのものは榛名町歴史民俗資料館に常設展示されています。
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大きな岩の下のアーケードを行く。
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賽神社(さいのかみしゃ)
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賽神社の頭上は、榛名山の噴火の際の噴石と火山灰の混じった岸壁。
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神橋(しんきょう)
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行者渓(ぎょうじゃだに)
江戸後期の浮世絵師・安藤広重(あんどうひろしげ)が日本全国の名所を描いた浮世絵木版画『六十余州名所版画図絵』の中に「上野国榛名山雪中」として選ばれたところです。
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安藤広重の「上野国榛名山雪中」
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東面堂(とうめんどう)
道上の岩にはめこまれた扉は東面堂という建物の名残です。扉はおそらく須弥壇(しゅみだん)の奥に秘仏、千手観音を安置したところにはめこまれたと考えられます。
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七福神・弁才天
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まだ参道は続く。
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石段の上に手水舎が見え、その左には「矢立杉」がそびえている。
その石段の下、左側に「萬年泉」がある。
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萬年泉(まんねんせん)
榛名神社は雨乞いの神として名高く、雨乞いの時期にはこの萬年泉の水を頂いて帰るようです。
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御水屋(おみずや)
この水は瓶子の滝と同じ榛名山麓の天然水、萬年泉とともに古くから、御神水として使用。
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瓶子の滝(みすずのたき)
みすずとは神に供える神酒を入れる器のことで、滝の両脇にある岩がみすずの見えるため、この名が付けられたとの事です。
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瓶子の滝と紅葉をからませて、動画を撮りました。ユーチューブにアップしたので見てください。

その動画を見る


(前半了)

後半の記事を見る


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここ、名前は知っていますが、行ったことはありません。でも、写真を見せていただき、「おっ、1ヶ所七福神があるのか」と思って興味を持ったので、調べてみたら、高崎駅からバスで70分程、かかる場所なのですね。

それにしても、天気が良い日曜日と言うこともあるのでしょうが、結構な数の参拝人ですね。また、一部の木が紅葉しているようですし。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
日曜という事もあり、沢山の人出でした。
日曜なんかには出かけないのですが、
家族の都合でこの日ということになりました。
巨石と紅葉の取り合わせが素晴らしかったです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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