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火口湖榛名湖と榛名富士を訪ねる

20191206

所在地:群馬県高崎市
訪問日:2019年11月10日

榛名山の噴火に関心を持ったのは、2018年7月に、群馬県埋蔵文化財調査事業団発掘情報館で、2012年11月に発掘された「榛名山の噴火で埋もれた鎧を着た古墳人」が公開されていて、見たことがきっかけです。
その時の記事は既にアップしています。

その記事を見る


私は、一昨年あたりから地球の歴史が面白くなり、機会があれば色々と見て楽しんでいるが、歴史探訪の軸足には、まだなっていないので、なかなか理解が進まない。
今回も、そんなに理解できたわけではないので、物見遊山記事程度に呼んでいただきたい。

榛名山は、山頂にはカルデラ湖である榛名湖と中央火口丘の榛名富士溶岩ドーム(標高1,390.3 m)がある。495年頃(早川2009)と約30年後に大きな噴火をしたと見られている。中央のカルデラと榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)、天目山(1,303 m)、尖った峰の相馬山(1,411 m)、二ッ岳(1,344 m)、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳(1,363 m)、鬢櫛山(1,350 m)などが囲み、更に外側にも水沢山(浅間山 1,194 m)、鷹ノ巣山(956 m)、三ッ峰山(1,315 m)、杏が岳(1,292 m)、古賀良山(982 m)、五万石(1,060 m)など数多くの側火山があり、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せている。
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なんでも、当初は富士山と同じくらいの大きな山があったのだが、それが噴火を繰り返して今のような山容になったのだという。

古期榛名火山の活動は,約50万年前頃から開始し,約24万年前頃まで活動した。この辺の詳細は、この辺の地理に疎い私には把握が出来ない。
新期榛名火山の活動は、約5万年前の八崎降下軽石・白川火砕流の噴出で開始して、八崎降下軽石・白川火砕流を噴出した噴火時に榛名カルデラが形成されたと考えられている。カルデラ形成後現在までに、榛名富士,蛇ヶ岳,相馬山,水沢山,及び二ッ岳の,少なくとも5個の安山岩溶岩ドームが形成された。これらの活動によってもたらされた火砕物の一部は再移動し,榛名山東側及び南側山麓に大規模な山麓扇状地を形成した。

渋川市の金井東裏遺跡(国道353号建設工事に伴う調査)では、6世紀の火砕流に巻き込まれた甲を着装した成人男性人骨1体と、乳児頭骨1点が発掘された。
榛名山は古墳時代に大きな噴火を2回起こしており,古い方から,FA (榛名二ツ岳渋川)の噴火,FP(榛名二ツ岳伊香保)の噴火と呼ばれている。これらの噴火によって埋まってしまった古墳時代の遺跡の発見によって, 榛名山は1991年に活火山に指定された。
古墳時代の497年6月のある日、榛名山が1万年の静寂を破って突然噴火した。噴火地点は山頂ではなく、いまの伊香保温泉のすぐ上から。初めはあずき色の火山灰を降らせた。それが数日続いたあと、雲仙岳と同じような火砕流(熱雲といったほうがよい)が山腹を下った。

この日は、午前中に榛名神社に参拝し、門前で美味しい蕎麦を食べてから、榛名湖に上がった。
最初に、榛名山の噴火について説明があるみたいなので、県立榛名公園ビジターセンターに行った。

県立榛名公園ビジターセンター
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噴火による榛名山の変化が図示されていた。
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各地の溶岩が展示されていたが、私が榛名神社の参道で拾った石に近いのが、烏帽子岳の溶岩で、「小型の富士山型火山の溶岩」と説明がついていた。
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榛名山周辺の地質図
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放射状岩脈の説明と分布図があった。再訪してこの岩脈をぜひ見たいと思った。
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榛名山の噴火の歴史の勉強は、ここまで。
家族と一緒に来ているので、あとは榛名富士に登ったり、榛名湖周辺を楽しんだ。

ロープウェイで榛名富士に上がる。
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途中、下りとすれ違う。
珍しい、二両連結式だ。
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熊笹の開けた斜面を上がっていく。
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山頂駅に到着。
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見晴らし台からの榛名湖の眺め。
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関東平野が良く見える。
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山の稜線に樹が並んで、シルエットが面白い。
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山頂の見晴台と榛名富士山神社に向けて登る。
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鳥居
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石長姫大神などが祀られていると知り、そちらに行く。
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石長姫大神、保食大神、饒速日大神、木花開耶姫神が祀られている。
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さらに少し上がると、榛名富士山神社がある。
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榛名富士の周りの山
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二つ岳
ここの噴火により、甲を着装した古墳人が埋まった。
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相馬山
火口の跡がよくわかる。
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三つ峰山
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ロープウエィの駅まで下り、もう一度榛名湖を眺めた。
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ロープウエィで下る途中の榛名湖の眺め。
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ロープウエィを降りて、近くの喫茶店で休憩。

榛名湖と榛名富士の写真を撮るため、竹久夢二の歌碑があるところに移動。

榛名湖と榛名富士の写真は、良い絵になる。
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竹久夢二の歌碑
「さだめなく鳥やゆくらむ青山の 青のさびしさかぎりなければ」
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これで、この日の旅を終え帰途についた。
来るときは、高崎インターから一般道を走ってきたが、地図から見て、榛名湖からなら渋川インターのほうが近いので、そちらに向かったが、これが大誤算。
伊香保温泉までの下り道が大渋滞。ひどいノロノロだった。
帰りも、高崎インターまで走ればよかった(泣)

(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

おっ、昨日、行かれたのかと思ったら、そうではなくて、1ヶ月程前に行かれたのですね。確か、榛名山は紅葉の名所で、その頃でしたら、紅葉の終わり頃だと思いますが、今年は全体的に紅葉が遅いので、まだ、大丈夫かと思ったのですが、写真を見せていただいた限りでは、ビジターセンターの前のもの以外は終わりに近いようで、あまり冴えない感じですね。と言うか、ここは紅葉より黄葉の方が多いようですね。

それにしても、頂上の神社、昭和39年建立とは思えないほど、保存状態が良いですね。おそらく手入れが行われて居るのだと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
そうですね。
紅葉は、榛名神社のほうが良かったですね。
それでも、榛名山の噴火の歴史とかを
調べることが出来たので、とても楽しかったです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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