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穴澤天神社の狛犬

20200302

所在地: 東京都稲城市矢野口3292 穴澤天神社参道
撮影日:2015年7月26日

延喜式内社の穴澤天神社は既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、拝殿近くの参道に居る。

年代:天保14年(1843)造立
材質:石造
型式:江戸流れ尾型

右側の阿形獅子。蹲踞している。
背中に生えた苔のせいで緑のマントを羽織っているかのようだ(笑)
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口を開いているので阿形。たてがみが巻き毛なので獅子。
たてがみは左右に分かれて巻き毛から肩から後ろと、胸の前に流れている。
耳を伏せ、頭髪と眉が鼻よりも大きく出て、目はドングリ眼。眉は大きな巻き毛が二つ並ぶ。頬髭は大きくカールしている。顎鬚は縦に直毛が並ぶ。
上唇が厚く、開けた口に舌をのぞかせ、歯は乱杭歯が少々、牙は見当たらない。
どこも丸っこい顔だが、表情は威嚇的。
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左側は吽形獅子。蹲踞している。
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口を半開きに閉じて吽形。たてがみが巻き毛なので獅子。
たてがみは左右に分かれて巻き毛から肩から後ろと、胸の前に流れている。
耳を伏せ、頭髪と眉が鼻よりも大きく出て、目はドングリ眼。眉は大きな巻き毛が二つ並ぶ。頬髭は大きくカールしている。顎鬚も大きな巻き毛が二つ並ぶ。
上唇が厚く、ちょっと開けた口に舌をのぞかせ、歯は乱杭歯が少々、牙はわかる。
どこも丸っこい顔だが、表情は威嚇的。
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太い前足を直立、後足は蹲踞。爪は強調され鋭い。体毛の表現は無い。前足の付け根に大きな巻き毛。
普通足から走り毛を張り出して表現しているが、この狛犬は足に彫り付けている。
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尾は、左右に大きな巻き毛で別れ、三本に分かれた毛が長く横に美しく流れている。
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年代は、天保14年(1843)造立。
200302anazawa14.jpg



この狛犬の特徴は、江戸狛犬であるが、流れ尾型に多い、玉を持ったり小獅子を連れたりは無く、シンプルに作っている。
横顔が、頭髪と眉が出っ張って異様。
たてがみや顔の周囲のヒゲが、綺麗に流れて、カールの表現も豊富でとても美しい。
爪の強調も面白い。
尾は横に流れた毛が長く延びて美しい。


狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

やはり、駒犬、苔が生えていると、石が浸食されるでしょうから、可哀想な感じがしますね。写真を見た限りでは直射日光も当たるように見えるので、それほど湿度は高くはないと思いますが。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
綺麗な状態を保つのか、時代を経た感じを尊ぶのか、
人によって考えの違いというものがあるので、
難しいところですよね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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