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阿波国一之宮・大麻比古(おおあさひこ)神社(前半)

20200411

所在地:徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
参拝日:2020年3月23日
主祭神:大麻比古神(天太玉命のこととされる)
配祀神:猿田彦大神

「青春18キップの旅2020春」の二日目、6:20に宿を出て四国八十八ケ所第一番札所・霊山寺に参拝後、すぐ近くの当社に参拝しました。

ここは阿波忌部氏の祖神を祀る神社だが、阿波忌部氏といえば、黒潮に乗って北上し房総半島に上陸、麻や粟の栽培技術をもって安房国(現館山市、南房総市など)を打ち立てた氏族である。私は「関八州式内社めぐり」で関東各地を廻ったが阿波忌部氏が祀った安房神社は栃木県小山市あたりまで広く分布が見られる。

大鳥居
霊山寺の脇を通り、高松自動車道の高架をくぐると到着。平成14年鋼管製で再建。高さ14.6m。
大鳥居の向こうに、ご神体山の大麻山が見える。
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大鳥居の所に、やはり平成14年奉納の、新しい狛犬が居る。
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ここから約800mに渡って松並木の参道が続く。
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途中、立派な楠があった。
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左手に駐車場が開けると、祓川橋に出る。
板東谷川に架かる橋。橋の向こうに見える鳥居からが神域である。神域の背後に奥宮のある大麻山が見える。
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橋の手前に社号標がある。
社格等:式内社(名神大)、阿波国一宮、旧国幣中社、別表神社
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社伝によれば、神武天皇の御代、天太玉命の御孫・天富命が勅命を奉じて洽く肥沃の地を求め、阿波国に到りまして、麻楮の種を播殖し、麻布木綿を製して 殖産興業の基を開き 国利民福を進め給ひ、その守護神として、太祖天太玉命を此の地に斎き祀る。
猿田彦大神は、昔大麻山の峯に鎮まり坐しが後世に至り本社に合せ祀ると伝えられる。
延喜の制名神大社に列し、阿波国一宮と称え阿波、淡路両国の総産土神として崇め奉る。
清和天皇貞観元年従五位上を授け奉り、順次進階して中御門天皇享保四年正一位に進み給ふ。斯く朝廷の崇敬厚く、又代々の国司領主の尊崇深く、神田山林を寄進、藩費を以って、社殿の造営を行ひ、年々祭費を奉らる。明治六年国幣中社に列す。
明治十三年国費を以って本殿以下の造営が行はれた。現在の祝詞殿、内拝殿、外拝殿は昭和四十五年氏子崇敬者の寄進によって造営せられた。

大麻比古大神とは、大昔阿波国を開拓した阿波の忌部氏(いんべし)の大祖先の神様です。
神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波国に入り国土を開拓して麻とか楮(かじ)の種を播いて麻布とか木綿をつくり郷土の産業の基を開いて人々の福利を進められました。
その氏族は今の吉野川市 元の麻植郡を拠点として開拓をされましたが国土開発の事業が漸く成った後に御先祖の神様 天日鷲命(あめのひわしのみこと)をおまつりしました。この神社が今徳島市に忌部神社としてまつられており、この神様の御神徳をたたえて麻植の神と申して敬ってきました。
忌部神社の御祭神天日鷲命様の大先祖の神様が天太玉命(あめのふとたまのみこと)で此の神様を大麻比古神社と申し上げ郷土の守り神としてこの地におまつりしたのが大麻比古神社と伝えられています。

境内図
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二の鳥居
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二の鳥居を入ると駐車場があり、参道は石段で更に上がるが、その手前左側に神馬舎、石段の下に狛犬が居る。

ここの神馬は白馬と決まっているようだ。
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神馬舎には、白馬像が安置されている。
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石段下には、慶応4年(1868)奉納の狛犬が居る。
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社殿に向かって右側に阿形。石碑を持っている。
石碑には、牡丹などの花が描かれている。
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向かって左側の吽形。石碑を持っている。
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その石碑には、煙と仙人が。
ブログに「大麻を吸っている老人」などと書いている人がいるが、私は「カスミを食べている仙人」だと思いたい。
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広い石段を上がる。
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手水舎
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神紋の「麻」を彫りこんだ大杯から水があふれている。
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見事な、樹齢千年余の、ご神木の楠が。
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見事な幹を四方から眺める。

西側から
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南側から
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東側から
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北側から
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北側には、「歯固め石の納め所」がある。
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古神札納所の前に、「開運招福 鎮守の杜の守り主」の彫刻が。
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柱鳥居
右には「神徳高哉」、左には「億地景仰」とあり。
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社殿前の一本の桜木がちょうど咲いていて綺麗でした。
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拝殿
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拝殿前には、宝暦12年(1762)奉納の浪花型狛犬が居た。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この神社、おそらく行くことは無いと思いますので、興味深く読ませていただきました。大鳥居から参道800mと言うのは、さすが、一の宮と言う感じがしますね。

また、1868年奉納の狛犬は目の所が深くくぼんでいて、独特な感じですね。1762年奉納の駒犬はおもろい顔と言うか、笑っているように見えますね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
一ノ宮というのは、やはり国司が最初に参拝する、
その国の守護神だっただけあって、いずれも
立派なお宮さんです。
ここの狛犬は、大きな収穫でした。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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