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金刀比羅宮(その二)

20200427

所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1
参拝日:2020年3月23日
主祭神:大物主命
(相殿)崇徳天皇

「青春18キップの旅2020春」の二日目、四国八十八ケ所第一番札所・霊山寺、阿波国一之宮・大麻比古神社に続き讃岐国一之宮・田村神社当社に参拝し、次いで金刀比羅宮の参拝記事二回目です。

〇大門
石段365段上がったところにあり。
神域の総門です。水戸光国の兄である松平頼重候から寄進されました。二層入母屋造・瓦葺です。
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大門の前に、石造狛犬あり。
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「琴平山」の額
楼上に揚げられた「琴平山」の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の御筆です。
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左右の随神
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大門をくぐる前に、振り向いて讃岐平野を眺める。
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大門をくぐると、五人百姓の姿が。
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〇五人百姓
古くからこんぴら名物となっていた加美代飴は、金刀比羅宮境内大門内にある5軒の飴屋のみが販売を許されておりました。
この5軒の飴屋の通称が「五人百姓」です。
五人百姓という呼び名は、御宮の神事における役目となります。先祖による御祭神の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業を許された5軒の称号なのです。
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お土産に買って帰るつもりでいたので、立ち止まって眺めていたら声をかけられて、参拝が終わって降りてきたら戴くよと言ったら、五人百姓の皆さんは16時までしかここに居ないと云われ、ギリギリの感じなので買って以降ぶら下げて歩いた。
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加美代飴はとてもシンプルな味の飴でした。
原材料は、砂糖・水飴・柚子油の3つからできているそうで、ほのかに柚子の香りがする、上品で優しい味の飴でした。
中に小さな小槌が入っていて、加美代飴をこの小槌細かくして食べるのです。
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桜馬場の入り口に青銅製狛犬が居たのですが、もともと高いところに居て、その上片方は工事のあおりを受け、よく見えない(汗)
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〇桜馬場
大門から150メートル程続く石畳の道は、桜馬場と呼ばれます。道の両側に続く玉垣の内には、数十株の桜が植えられ、その間に無数の石燈籠が建てられています。
石段は365段~ 431段となる。
ちょっと上って少し行くと鳥居があり。
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平坦な道がしばらく続く。
ちょうど桜が咲いていて、すばらしい桜の道となっていました。
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桜馬場の右手の一段高い岡は、青葉岡と呼ばれます。青葉岡には宝物館と金毘羅庶民信仰資料収蔵庫があり、宝物や美術品が展示されています。

〇宝物館(登録有形文化財)
明治38年(1905)に建てられた石造、二階建て。
以前テレビで見ましたが、ここには義経着用の鎧、頼朝の鎧、武蔵坊弁慶が使用した刃こぼれがすごい大薙刀など、良いものが沢山あるが、この日は建物を眺めるだけにした。
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琴陵光重歌碑
金刀比羅宮第21代宮司琴陵光重の歌碑です。平成11年(1999)に建立されました。
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青銅の鳥居をくぐって石段を数十段のぼる。
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石段を上がって、桜馬場を見下ろす。
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ここは、「桜馬場西詰銅鳥居前広場」
ここには、有名な「こんぴら狗」が居ます。

〇こんぴら狗の銅像
イラストレーターの湯村輝彦さんのデザインです。
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江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。それに並び「丸金か京六か」と言われ、讃岐の金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)と、京都六条の東西本願寺への参拝の旅も人生の一大イベントでした。

当時、江戸を中心とした東日本の各地からこれらの社寺への参拝の旅は大変なことで、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。これを「代参」と言いました。旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。 金毘羅大権現への代参で有名なのが森石松です。清水次郎長(山本長五郎)の代わりに参拝し、預かった刀を奉納したと伝えられています。

実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。 袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。

金毘羅大権現へたどり着いた犬も、そんなのどかな風習により、立派に務めを果たしたのでしょう。この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです。

桜馬場西詰銅鳥居の前にも、立派な狛犬が居た。
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桜馬場西詰銅鳥居
平坦な桜馬場を進み、青銅の鳥居をくぐって石段を数十段のぼると、正面に特に大きな鳥居が現れます。桜馬場西詰銅鳥居です。元は高燈籠の東側にあったものを、大正元年(1912)に力士の12代目朝日山四郎右衛門が現在の場所に移設して修復しました。
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大きな銅鳥居をくぐり、しばらく石段を上がり突き当たったところの右側に社務所門がある。

〇社務所門
掲示板に向かって右側に、切妻造平入・銅葺の大きな門があります。この門は書院の勝手口なのですが、社務所が書院に付属していた頃の名残で社務所門と呼ばれます。
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書院勝手口と社務所
ここでお守りなどを購入できます。
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表書院(重要文化財):万治2年(1659年)に建立された書院造りによる建物。
内部の五間には円山応挙が、邨田丹陵が二間、森寛斎が一間の障壁画が飾られている。また前池躍魚と称される池泉鑑賞式庭園林泉や蹴鞠が催される前庭が鑑賞できる。一般公開されている。

社務所門で左折すると、石段500段で玉垣と石畳の広場に至ります。
この辺でちょっとバテていて、写真を撮らなかったが、この広場には東京銀座の資生堂パーラー カフェ&レストラン「神椿」、木馬舎があります。

神椿から石段を12段上り、石段512段の参道右側に黒門がある。
黒門から奥に四脚門が見える。

〇四脚門(重要文化財)
黒門のさらに向こうに見えるのは、切妻造平入・瓦葺の四脚門です。書院の正門です。黒門・四脚門は、社務所が書院に付属していた頃、勅使が来社される際や皇族・幣帛供進使が参向する場合に用いられました。現在、黒門・四脚門は普段は閉まっていて通れません。
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今回は、ここまで。


続いて「金刀比羅宮(その三)」の記事を見る


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

以前に江戸時代のお伊勢参りの本を読んだことがありましたが、そこに、犬のお伊勢参りの話が書かれていましたが、なるほど、金刀比羅宮に関しても、そのような話が伝わっているのですか。

そう言えば、私が登った時は、籠に担がれて登っている人、何回か見ましたが、四季歩さんが行かれた時はどうでしたか。籠を縦に担ぐのではなく、横に担ぐ、すなわち、階段と平行に担ぐのが独特な感じでしたが。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
江戸時代は、これだけ人情が篤かったと
いうことでしょうね。
昨年伊勢神宮に行って「おかげ犬」の
置物を買って帰り、今回も「こんぴら狗」の
置物を買って帰ったので、二つ並んでいます(笑)
私が参拝したときには、籠で登っている人は
見受けませんでしたね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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