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瑞玉姫命(みずたまひめのみこと)・美津多麻比売命(みつたまひめのみこと)/日本の神々の話

20200622

淡路島から船で10分のところに沼島があり、そこにあ・自凝(おのころ)神社に参拝したときに、参道に「瑞玉姫命」の石碑があった。

自凝(おのころ)神社
200622mizu01.jpg


瑞玉姫命の石碑
200622mizu02.jpg


帰宅してから調べて見ると、「瑞玉姫命」ではまったくわからず、
「瑞玉姫」は「美津多麻比売命」であろうとする情報だけがあった。
美津多麻比売命は「守矢家」の家系図に出てくる。
守矢家五代家系図
200622mizu03守矢氏系図


守矢家とは:
古事記では、有名な「国譲り」のところで、建御雷之男神が大国主神に国譲りを迫ったとき、大国主神の子・建御名方神が抵抗したが、建御雷之男神と争って負けて諏訪に逃げて落ち着いたと書かれている。
諏訪地方の古代史によれば、先住民族の「洩矢神」を奉じる守屋氏が、侵出してきた建御名方神を奉じる出雲族に制圧されたことがわかっていて、古事記の記述はこれにあたる。
出雲族の長が諏訪大社の大祝(おおほうり、諏訪大社の神体)となり、守屋氏が諏訪大社の神官となった。
のちに諏訪大社の大祝の一族は、中世では諏訪氏となり、武田氏との覇権争いなどで名を残している。

一方、私が沼島の自凝(おのころ)神社で「瑞玉姫命」の石碑を見た時連想したのは、沼島がイザナギ・イザナミの神生みの舞台だったので、イザナギ・イザナミの神生みで生まれた「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」であった。
弥都波能売神は水神として信仰されている。
瑞玉姫命の「瑞」も、「瑞々しい」という言葉で使われるように、水と関係ある言葉である。
瑞玉姫命・美津多麻比売命も水神とみてよいのだと思う。

諏訪の地方神が淡路の離島、沼島にあったことの意味を想うと面白い。
長野県の諏訪と、瀬戸内の沼島と、古代どのような関係があったのか?


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

瑞玉姫命の石碑、写真で見た限りではそんなに古そうにも見えないので、割と最近、奉納されたように見えます。と言うことは、この碑を奉納した人が、何らかの言い伝えや書物等の根拠を誰かに伝えているのではと思いますが、不思議ですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私が取り組んでいるテーマに関係ある
存在ではないので、「瑞玉姫命」という神が
存在するということを知ったことで、
良しとしています。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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