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讃岐国一之宮・田村神社参道入り口の狛犬

20200729

所在地:香川県高松市一宮町字宮東286番地 田村神社参道入り口
参拝日:2020年3月23日

「青春18キップの旅2020春」の二日目、四国八十八ケ所第一番札所・霊山寺、阿波国一之宮・大麻比古神社に参拝後、この神社に参拝しました。

讃岐国一之宮・田村神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、参道入り口の鳥居前に居ます。
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年代:寛永元年(1624)
材質:石造
型式:付き尾型
右側に吽形と、阿吽の位置が逆。角あり。

右側に吽形獅子。角あり。
前足を直立。蹲踞。
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たてがみは、直毛がスッと流れて先端が巻き毛。一部は薄くスーッと胸に向かって流れる。
耳は大きく垂れている。
眉は巻き毛混ざりの直毛が横に並ぶ。頬髯、顎髭は目立たない。顎下に巻き毛。
目はドングリ眼、鼻が大きく張っている。
唇のたわみが少ない口を閉じ、牙を覗かせている。
表情は、丸っこい親しみやすい顔で、ジッとこちらを注視している感じ。
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左側に阿形獅子
前足を直立。蹲踞。
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たてがみは、直毛がスッと流れて先端が巻き毛。一部は薄くスーッと胸に向かって流れる。
耳は大きく垂れている。
眉は直毛が横に並び、吊り上がっている。頬髯、顎髭は目立たない。顎ヒゲは房状に広がっている。
目はドングリ眼、鼻が大きく張っていて、鼻の穴は丸く大きい。
唇のたわみが少ない口を開き、歯をむき出し、舌をのぞかせている。牙も鋭い。
丸っこい親しみやすい顔だが、目を吊り上げ、口をクワッと開き、威嚇している。
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前足の付け根の筋肉が強調され、爪も大きくて立派。
足首と付け根に、立派な巻き毛があり。
胴体に肋骨が表現され、精悍な感じが出ている。
後足の走り毛も立派。
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尾は付き尾型。
中央に幅広に直毛が立ち上がり、根元に中央の直毛と左右に巻き毛の三本が形づけられ、更にその下から左右に二本ずつ細い巻き毛が延びている。
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この狛犬は、阿吽の位置が逆だと云ったが、
阿吽の正しい位置というのは、狛犬を定義した最も基礎的な文献として平安末期の公事手引書『類聚雑要抄』 に拠っています。
そこには、「左獅子 於色黄 口開 右胡麻犬 於色白 不開口 在角」とあります。
「左が獅子であり色は黄色で口を開いている(阿形)、右が胡麻犬(高麗犬)で色は白く口は閉じている(吽形)、角がある」
この左右というのは、「天皇、祭神から見て」ということなので、私たちのような参拝者から見れば、祭神のいる社殿に向かって(参道なら社殿に進む方向で)右に阿形が在る、ということになります。
古代インドのサンスクリットでは、口を開いた「阿」の音で始まり、口を閉じた「吽」の音で終わるので、阿形・吽形と言いますが、左右の根拠は、天皇は常に南面して座りますが、天皇から見て左側から太陽が昇り右側に沈むことからきているみたいです。
なので、左大臣のほうが右大臣より偉い。

今回の狛犬は、身体と顔の向きから見て、最初から右が吽形だと作られている。
これには、何か意味があるのだろうか?
ちなみに、この神社の御祭神は、倭迹迹日百襲姫命、 五十狹芹彦命です。

私がこれまで経験した阿吽が逆な狛犬は、このブログで記事にした150例のうち3例ありました。
・島根県・日御崎神社楼門(主祭神:素盞鳴尊、相殿:宗像三女神)
・茨城県・阿彌神社拝殿前(ご祭神:普都大神、一説に、豊城入彦命、高来神)
・栃木県・太平山神社拝殿前(ご祭神:天照皇大御神、豊受姫大神、瓊瓊杵尊)

ネットで調べると地方の天満宮で、阿吽が逆だと書いているのが2例見つかりました。
しかし、私が行った太宰府天満宮では5組とも逆ではありませんでした。
天神さま系だからということではないようです。

どうも、祭神によるものではないようです。

方角はどうか?
日御崎神社楼門も、太平山神社拝殿も、南面しており、
この田村神社も南面しており、参道は、社殿に向かって北進の方向です。
いずれも、右側が東の方向となります。

ということで、阿吽を逆にすることの意味は、まだわかりません。


狛犬の記事一覧を見る


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、天皇が南方向に向かって座ると、左側から太陽が上がって、右側に沈むから、左大臣の方が偉いのですか。初めて、知りましたが、納得できますね。確か、源氏物語でも、光源氏は「内大臣→右大臣→左大臣→六条院」と出世したと思いますし、信長は右大臣で、その後は辞退してしまったのですよね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私は、狛犬で阿吽の事を知り、それを
調べることで、左右の意味も知ることが
できました。
何事にも、意味はあるもんですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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