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一面八臂青面金剛立像/埼玉県川越市

20200801

所在地:埼玉県川越市大字寺山5−1 西光院
撮影日:2020年7月24日

この庚申塔は、入間川沿い平塚橋の少し北にある西光院山門にある。
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山門の右側にお地蔵さん二基と一緒に並んでいる。
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塔身は唐破風笠付き角柱。
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銘文は、
右側に「奉庚申造立所願成就祈所」とあり、
左側に「寶暦四甲戌歳八月吉祥日」とある。
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塔身:唐破風笠付き角柱
主尊:一面八臂青面金剛立像
日月:浮き彫り瑞雲付き
主尊の特徴:髪双髷、頭に蛇、邪鬼を踏んで立つ。
本手:合掌
他の手:法輪、弓、索縄、ショケラ、矢、三叉矛を持つ。
脇侍:二鶏、邪鬼、三猿
造立年代:寶暦4年(1754)

塔身は、立派な唐破風笠の笠があり。
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日月は浮き彫り、立派な瑞雲が付く。
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青面金剛は、邪鬼を踏んで立つ。
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髪は双髷、頭に蛇が巻き付いている。
髪は肩までオカッパ状に垂らし、耳は見えない。
顔は、破損風化のためわからなくなっている。
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手は八本あり、本手は合掌。
他の手は、通常の法輪、弓、矢、三叉矛に加えて、ショケラと索縄を持つ。
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通常、ショケラが登場するときは、本手で剣と共に持つが、
この像は、7、8本目にショケラと索縄を持つ。
ショケラは幼児状である。
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踏んづけられた邪鬼の表情は破損風化のため、わからない。。
青面金剛の足元、左右に鶏が浮き彫りで刻まれている。
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台座に刻まれたダイヤ型の三猿は、右から「言わざる、聞かざる、見ざる」となっている。
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この庚申塔の特徴は、一面八臂、手が8本あること。
通常の、ほとんどのものは手が6本である。
合掌する本手と法輪、弓、矢、三叉矛を持つ手に加えて、
この像は、7、8本目にショケラと索縄を持つ。
通常、ショケラが登場するときは、本手が剣と共に持つが、この像は異なっている。
ショケラは通常の女性と異なり、幼児状である。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

これは立派な庚申塔ですね。270年近く前のものなのに保存状態は非常によいですし。やはり、屋根が付いていると、それだけでお雨よけになるのでしょうね。

正面から見ると、千手観音のように見えますね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
庚申塔で手が8本あるのは、とても珍しいのですが、
そのため、見ごたえがありますね。
川越の石仏は、比較的良い石を使ったものが多いですが、
江戸城の石垣には、良質な伊豆石が使われていて、
その余ったものが運ばれてきたみたいですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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