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一面六臂青面金剛立像/埼玉県川越市

20200810

所在地:埼玉県川越市中菅間 菅間の渡し道沿い
撮影日:2020年7月24日

この庚申塔は、川越工業団地と菅間緑地の間の道を入間川に向かって進み、入間川直前の辺にある。
川越市の資料には「菅間の渡し道沿い」とあるので、この道が入間川に突き当たった辺りに、渡しがあったのだろう。
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この道を車で入って行ったが庚申塔を発見できず、手前に車を置いて、分岐している小道を確認していった。
周りを生垣で囲んでいるので、「渡し道」からはまったく見えない状況だった。
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塔身は駒形で、木製の屋根で保護されている。
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銘文は見当たらず、川越博物館の資料にも「不明」とある。

塔身:駒形
主尊:一面六臂青面金剛立像
日月:浮き彫り瑞雲付き
主尊の特徴:髪双髷、頭に蛇、三眼、邪鬼を踏んで立つ。
本手:合掌
他の手:法輪、弓、矢、三叉矛を持つ。
脇侍:二鶏、邪鬼、三猿
造立年代:不明

日月は浮き彫り瑞雲付き。
200810sugama06.jpg


青面金剛は、邪鬼を踏んで立つ。
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髪は双髷、頭に蛇が巻き付いている。
三眼で、目は吊り上り、歯をむき出して、忿怒の表情。
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手は6本あり、本手は合掌。
他の手は、法輪、弓、矢、三叉矛を持つ。
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踏んづけられた邪鬼は、あきらめの表情をしている。
青面金剛の足元、左右に鶏が浮き彫りで刻まれている。
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邪鬼の下の岩に刻まれた三猿は、左右の猿は横向き。
右から「見ざる」、「聞かざる」は判明できるが、三番目の猿は風化が激しくわからない。
200810sugama14.jpg



この庚申塔の特徴は、一面六臂で、持ち物などは最も多いタイプだが、
三眼がはっきりしている。
歯をむき出して忿怒している顔は珍しい。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

野ざらしでも、小さな屋根があるだけで、もちは随分、異なるでしょうね。お地蔵さんで、このような形の屋根があるの、時々、見かけていると思います。


それにしても、恐い顔の庚申塔ですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
もともとの、仏教経典に書かれている姿は、不動明王のように、
怖い姿で怖い顔なんですが、民俗的な信仰の為、
如来や観音像のような柔和な顔が多くなってますよね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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