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讃岐国一之宮・田村神社随神門前の狛犬

20200818

所在地:香川県高松市一宮町字宮東286番地 田村神社随神門前
参拝日:2020年3月23日

「青春18キップの旅2020春」の二日目、四国八十八ケ所第一番札所・霊山寺、阿波国一之宮・大麻比古神社に参拝後、この神社に参拝しました。

讃岐国一之宮・田村神社については、既に記事があります。

その記事を見る


かってこの場所に随神門があったので随神門と呼ばれているが、実際は高麗門の前に今回の狛犬は居ます。
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年代:天保13年(1842)
材質:石造
型式:付き尾型
阿形が獅子吽形が狛犬の、初期のタイプである。

右側に阿形獅子。
前足を直立。蹲踞。
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たてがみが巻き毛なので獅子。
耳は伏せている。
眉は巻き毛状に横に並ぶ。鼻鬚、頬髯は無く、顎髭が少し。
目はドングリ眼、瞳あり。鼻は扁平。
唇のたわみが少ない口を大きく開け、前の歯列をむき出している。牙は確認できない。
表情は、怒っている。
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左側に吽形狛犬。角あり。
前足を直立。蹲踞。
200818tamura08.jpg


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たてがみは直毛がスッと流れており、狛犬。
耳は伏せている。
眉は直毛が横に並ぶ。鼻鬚、頬髯は無く、顎髭は八の字。
目はドングリ眼で飛び出している。鼻は小さく頬が張っている。
大きな口を閉じ、歯列と牙を歯をむき出している。
丸っこい親しみやすい顔で、表情はかなりとぼけている。
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前足の関節を強調、爪も大きくて立派。
前足の関節と足首に、長く羽根を延ばした立派な巻き毛があり。
胴体はずん胴、体毛の表現も無く、アッサリしている。
かなり頑丈な感じがある。
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尾は付き尾型だが、左右阿形と吽形で異なる。

右の阿形は、中央の炎三つは大きく伸びて、脇に左右二つずつ巻き毛が付く。
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左の吽形は、団扇形に巻き毛が広がる。
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年代は天保13年(1843)。
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この参道には三組の狛犬が並び、入り口と中間の狛犬は、阿吽の位置が逆だったが、随神門前の今回の狛犬は通常タイプで、右側が阿形となっている。
そして嬉しいことに、江戸時代のものとしては珍しく、阿形が獅子、吽形が狛犬という、初期のタイプとなっている。
皆さん、狛犬、狛犬と呼ぶが、江戸時代からほとんどのものが、両方とも獅子のタイプになってしまっているのは寂しいじゃありませんか。
だから、こういう「獅子・狛犬」タイプを見つけると嬉しくなってしまう。
顔も、けっこう個性的な顔で、すっかり気に入りました(嬉)


狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この駒犬、170年以上も前のものなのに、極めて保存状態が良いですね。また、口を閉じている方、威張っていると言うか、怒っているように見えますね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
matsumoさんも、この狛犬気に入ったようですね。
私も、こういうタイプのものは大好きです。
色々なバリエーションがあって、飽きることは
無いですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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