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讃岐国・金刀比羅宮の狛犬③

20201121

所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1金刀比羅宮桜馬場入り口
撮影日:2020年3月23日

「青春18キップの旅2020春」にて金刀比羅宮に参拝したときに撮影した狛犬です。

金刀比羅宮については、既に記事があります。

その記事を見る


金刀比羅宮では、私は12組の狛犬を確認しましたが、今回の狛犬が3番目となります。
大門をくぐると、五人百姓が名物の加美代飴を売っていますが、その先の桜馬場が始まるところに今回の狛犬はいます。
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参道から側溝によって隔てられ、石柵に囲まれて高い位置にいるので、遠くから見るだけ、後ろにも回れません。

年代:不明(江戸時代)
材質:青銅製
型式:宝珠・角型
通常の、阿形に宝珠、吽形が角ありとは逆になっている。

右側に阿形獅子。角あり。
前足を直立。蹲踞。
工事中の幕に囲まれていて、前から撮れない。
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角は、前が小さく後ろが大きい二股。
たてがみは、大きく広がり巻き毛と太い直毛が流れている。
耳は横に広げている。
太い眉が目に覆いかぶさっている。顎髭は横に流れて巻いている。。
目は楕円で奥目。鼻は大きく張っている。
たわみが大きい唇を開け、乱杭歯と鋭く太い牙を見せている。
表情は、威厳のある顔で、ジッとこちらを注視している感じ。
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左側に吽形獅子。頭に宝珠を載せている。
前足を直立。蹲踞。
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頭に宝珠を載せている。
たてがみは、大きく広がり巻き毛と太い直毛が流れている。
耳は横に広げている。
眉は、大きな巻き毛二つの渦が続いていき、目に覆いかぶさっている。顎髭は巻き毛が続いていく感じ。
目は楕円で奥目。鼻は大きく張っている。
たわみが大きい唇を閉じて、下唇に大きな牙の輪郭を見せている。
表情は、目を怒らせ、こちらを睨めつけている感じ。
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胸が大きく広く、それが豊かな毛で覆われている。
前足の筋肉と腱が強調されて力強い。
胴体と後足は丸っこくて、筋肉の表現もなく、対照的。
走り毛も立派。
堂々たる体躯で、威勢が良い。
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尾は後ろから見ることが出来ないので、横から見た印象だけだが、
後ろに突き出てから大きな炎状に立ち上がっており、脇の巻き毛も立ち上がってから巻いている。
堂々とした尾である。
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この狛犬は宝珠・角型なので、年代は不明だが、神仏習合時代の江戸時代とみて間違いない。
普通は吽形に角があるのだが、これは逆で阿形に角となっているのが面白い。
青銅製は木型を写して作るので、神殿型のように精緻に作ることが出来ます。
そのため躍動感あふれる顔や身体となり、美しい狛犬です。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

中々、良い感じの駒犬ですね。しかしながら、工事で半分も撮れないとは残念ですね。


昨日(11/21)、東大寺の境内にある「手向山八幡宮」に行ったのですが、拝殿の中と言うか、おそらく本殿と拝殿の間に木製の駒犬が1組見えたのですが、いずれも、かなり遠くで、加えて上半身だけだったのがガッカリでした。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
社殿の中に置かれている狛犬は、発見した時は
嬉しいのですが、撮るのが大変ですよね。
なので、全身を良く撮れたときには、
ものすごく嬉しいです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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