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三猿庚申塔/川越市山王塚

20201227

所在地:埼玉県川越市大塚1丁目21  山王塚
撮影日:2020年11月21日

ここには何度も訪れているが、最近どんな感じかなと訪ねた時の写真でアップします。

ここの事を詳しく知ったのは、2016年3月に、この古墳の発掘調査見学会があって、それに参加したことによります。
その時のことは記事にしています。

その記事を見る


その後、2018年3月25日の朝日新聞に、「国内最大の上円下方墳」として紹介の記事が載りました。
石室側壁が、榛名山に近い利根川上流域の「角閃石安山岩」、門柱石は秩父の「緑泥片岩」であり、それぞれ数十キロ離れた複数の産地から運ばれたこと、石室にも木棺が置かれていた等を紹介していた。

「上円下方墳」という、下段が「方形」上段が「円形」になっている極めて稀な形をした古墳で、日本で6例しか発見されていなくて、その最大なもものとなります。

ただ、残念なことに、復元がされていないので、知らない人が見るととても古墳とは見えない状態です。
201227annou01.jpg


冬になって草が枯れているので、下方墳の盛土の直線が辛うじてわかります。
201227annou02.jpg


山王塚の説明
201227annou03.jpg


山王塚の名のとおり、頂上に山王様が祀られている。
201227annou04.jpg


201227annou05.jpg


そこからちょっと離れたところに、庚申塔がポツンと一基立っています。
201227annou06.jpg


201227annou07.jpg


塔身:板碑型
主尊:三猿
日月:なし
主尊の特徴:右から見ざる・聞かざる・言わざる
造立年代:寛文12年(1672)


塔身は板碑型。
201227annou08.jpg


201227annou09.jpg


上頂部を三角に加工し、三段の唐破風様の装飾になっている。
日月の彫刻は無い。
201227annou10.jpg


銘文:
右に 「寛文十二之天十二月吉日」
中央に 「奉造立庚申塔」
左に  「武州日東郡今福村]
201227annou11.jpg


三猿は、右から「見ざる・聞かざる・言わざる」である。
201227annou12.jpg


201227annou13.jpg


下部には蓮の彫刻があり。
201227annou14.jpg



この庚申塔は、寛文12年(1672)造立であり、川越で6番目に古いものであるが、
「山王塚」という場所なので大事にされてきて、環境も林の中なので、保存状態は良い。



「庚申塔の探訪記事一覧」に飛ぶ



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

庚申塔は、写真的には「文字だけのもの<下に三猿だけで、上は無地にもの<上は青面金剛等の仏像、下は三猿」と言う順に良くなりますね。特に文字だけのものはガッカリします。

ここのは、「三猿+α」ですので、写真的には良いと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私の場合は、「庚申塔の像容」ということで研究
しているので、文字塔ははじめから対象から
外しています。
青面金剛でも、三猿でも、変わった特徴をみつけると、
嬉しくなりますね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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