讃岐国・金刀比羅宮の狛犬⑥
20210104
所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1金刀比羅宮旭社前黄銅鳥居
撮影日:2020年3月23日
「青春18キップの旅2020春」にて金刀比羅宮に参拝したときに撮影した狛犬です。
金刀比羅宮については、既に記事があります。
その記事を見る
金刀比羅宮では、私は12組の狛犬を確認しましたが、今回の狛犬が6番目となります。
今回の狛犬は旭社の前を通過して、黄銅鳥居の脇に居ます。


年代:明治2年(1869)
材質:石造
型式:出雲・丸台座丸尾型
この狛犬の特徴は、台座が円盤であること。
これが、ありそうで無いのですね。
出雲発祥の型です。
右側が阿形獅子。
丸台座の上に蹲踞している。



たてがみに巻き毛があり獅子。たてがみは長く肩の下まで流れている。
伏せた耳が長い。
眉が濃く、鼻が大きいので、埋もれた奥目を怒らせている。
頬髯、顎髭長い。
鼻の下すぐに歯列をむき出している。牙は目立たない。
表情は怒った顔で威嚇している。


左が吽形獅子
丸台座の上に蹲踞している。


たてがみに巻き毛があり獅子。たてがみは長く肩の下まで流れている。
伏せた耳が長い。
眉が濃く、鼻が大きいので、埋もれた奥目を怒らせている。
頬髯、顎髭長い。
口をギュウッと閉じて、牙をのぞかせている。
表情は怒った顔で威嚇している。


前足は長くて、真っ直ぐにピンと直立。指が長くて爪も立派。
身体の体毛は豊かで、足の走り毛も立派に表現されている。


尾は背中に付いて丸まって立っている。
豊かな毛が枝分かれして大きな巻き毛になるが、全体として丸まっている。


この狛犬は、出雲型である。
出雲型には、「構え型」、「丸台座型」、「丸尾型」があり、今回のは、「丸台座型」と「丸尾型」の特徴を備えている。
丸台座型は、出雲地方以外では奈良東大寺の近くの氷室神社で確認しているが、調べたら氷室神社のは未紹介なので、このブログでは出雲地方以外の例としては初出となる。
この狛犬の顔も出雲特有のものである。
狛犬の記事一覧を見る
撮影日:2020年3月23日
「青春18キップの旅2020春」にて金刀比羅宮に参拝したときに撮影した狛犬です。
金刀比羅宮については、既に記事があります。
その記事を見る
金刀比羅宮では、私は12組の狛犬を確認しましたが、今回の狛犬が6番目となります。
今回の狛犬は旭社の前を通過して、黄銅鳥居の脇に居ます。


年代:明治2年(1869)
材質:石造
型式:出雲・丸台座丸尾型
この狛犬の特徴は、台座が円盤であること。
これが、ありそうで無いのですね。
出雲発祥の型です。
右側が阿形獅子。
丸台座の上に蹲踞している。



たてがみに巻き毛があり獅子。たてがみは長く肩の下まで流れている。
伏せた耳が長い。
眉が濃く、鼻が大きいので、埋もれた奥目を怒らせている。
頬髯、顎髭長い。
鼻の下すぐに歯列をむき出している。牙は目立たない。
表情は怒った顔で威嚇している。


左が吽形獅子
丸台座の上に蹲踞している。


たてがみに巻き毛があり獅子。たてがみは長く肩の下まで流れている。
伏せた耳が長い。
眉が濃く、鼻が大きいので、埋もれた奥目を怒らせている。
頬髯、顎髭長い。
口をギュウッと閉じて、牙をのぞかせている。
表情は怒った顔で威嚇している。


前足は長くて、真っ直ぐにピンと直立。指が長くて爪も立派。
身体の体毛は豊かで、足の走り毛も立派に表現されている。


尾は背中に付いて丸まって立っている。
豊かな毛が枝分かれして大きな巻き毛になるが、全体として丸まっている。


この狛犬は、出雲型である。
出雲型には、「構え型」、「丸台座型」、「丸尾型」があり、今回のは、「丸台座型」と「丸尾型」の特徴を備えている。
丸台座型は、出雲地方以外では奈良東大寺の近くの氷室神社で確認しているが、調べたら氷室神社のは未紹介なので、このブログでは出雲地方以外の例としては初出となる。
この狛犬の顔も出雲特有のものである。
狛犬の記事一覧を見る
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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
確かに、台座が円形なのは見たことがないですね。また、片方の台座、ボタンみたいな花が綺麗に残っていますね。
確かに、台座が円形なのは見たことがないですね。また、片方の台座、ボタンみたいな花が綺麗に残っていますね。
matsumoさん
コメントありがとうございます。
出雲型とか、地方特有の型がわかってくると、
その地方以外の場所で発見すると、
こんなところにも、と嬉しくなります。
出雲型とか、地方特有の型がわかってくると、
その地方以外の場所で発見すると、
こんなところにも、と嬉しくなります。