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一面六臂青面金剛庚申塔/埼玉県川口市

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所在地:埼玉県川口市本町2丁目4−37 錫杖寺境内
撮影日:2019年12月18日

この庚申塔は、錫杖寺に入って山門をくぐってすぐの左側にある。
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ここに石仏が集められていて、そのうち三基が庚申塔である。
右から二つが青面金剛庚申塔で、その隣は文字庚申塔なので、青面金剛庚申塔二つを紹介するとして、今回は一番右のものを記事にする。
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塔身は駒形。
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銘文は、向かって左側面に「文政二卯年三月吉祥日 摂州四天王寺庚申堂講中」とあり。
大阪四天王寺の庚申堂を信仰する講があったのだろう。
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塔身:駒形
主尊:一面六臂青面金剛立像
日月:浮き彫り瑞雲付き、塔身からはみ出し
主尊の特徴:頭に蛇、髪火炎、邪鬼を踏んで立つ。
本手:剣とショケラ
他の手:法輪、弓、矢、三叉矛。
脇侍:邪鬼、三猿
造立年代:文政2年(1819)

日月は浮き彫り瑞雲付きで、塔身よりはみ出している。
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青面金剛は、邪鬼を踏んで立つ。
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髪は火炎状に逆立ち、その中に蛇がとぐろを巻いている。
摩滅して定かでないが、蛇の顔にあたる部分が人の顔に見えなくもなく、もしかしたら宇賀神かもしれない。
顔は、摩滅しているが眉を吊り上げ憤怒形なのはわかる。
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手は六本で、本手は剣とショケラを持つ。
他の手は、法輪、弓、矢、三叉矛を持つ。
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ショケラは、顔などが摩滅していて詳細は不明。合掌していることはわかる。
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踏んづけられた邪鬼は、荒っぽい彫りだが、ムスッとした表情はわかる。
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邪鬼の下に刻まれた三猿は、左右の猿が横向き。
風化が激しくわかり難いが、右から「言わざる、聞かざる、見ざる」となんとかわかる。
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この庚申塔の特徴は、標準的な剣人型。
日月が塔身からはみ出しているのが面白い。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

あれ、聞いたことがある名前のお寺だと思って調べてみたら、ここ、「武州川口七福神」の「福禄寿」が祭られて居るお寺ですね。2002年と2004年の時に行っています。

コンサートを聴きに川口リリアに年2,3回は行くので、この時は家から赤羽駅を経由して歩いていくので、その時に再訪して、今度は庚申塔を撮ってこようと思います。と言っても、コロナ禍でコンサート自体が減少しているので、いつになるかわかりませんが。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ほんとうに、早くコロナは収まって欲しいですね。
我慢、ガマンの日々ですね。
私はまだ、川口七福神はやってないんですが、
さすがですね、matsumoさんは。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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