盛岡(2)/宮沢賢治ゆかり

20100510

盛岡駅のすぐそばを北上川が流れているが、宮沢賢治ゆかりの材木町に行くのには旭橋を渡る。橋の上からきれいに岩手山が見えていた。午前中姿を隠していたが、やっとその綺麗な山容を見せてくれた。
しばし見とれた。
100510mori01.jpg


橋を渡って左に曲がると「いーはとーぶアベニュー材木町」に入った。
この商店街の街路には、賢治とその作品にちなんだモニュメントが並んでいて、独特の雰囲気があった。
案内図の脇にちょこんと座っている賢治スケッチによる「ふくろう」が可愛い。
100510mori04.jpg


まずは街入口付近の、背広姿の若々しい賢治に挨拶。
100510mori02.jpg


100510mori03.jpg


それから「光原社」に入った。
賢治の存命中にただ一つ出版された童話『注文の多い料理店』の出版社で、「光原社」という名前も賢治がつけたそうである。
中庭へ抜けると、賢治の顔のレリーフのある碑があり、
100510mori05.jpg


脇に〈宮沢賢治イーハトーヴ童話「註文の多い料理店」出版の地〉の碑と、
100510mori07.jpg



「烏 の北斗七星」の一節を刻んだ石柱がありました。

あゝマヂエル様
どうか憎むことのできない敵を殺さないでいゝように
早くこの世界がなりますように
そのためならばわたしのからだなどは
なんべん引き裂かれてもかまひません

この石柱に刻まれた作品が書かれた大正10年、賢治は突如上京して宗教団体「国柱会」に入りますが、 妹トシの病気のため帰郷します。その年、花巻農学校の教諭となり、童話創作の最も旺盛な時期でした。

いちばん奥に、賢治の言葉をいろいろと書いてありました。
100510mori06.jpg


この一角には民芸品店と、可否館(コーヒー店)がありました。
100510mori08.jpg


いままで歩き疲れていたので、ここで休憩しました。
カウンターに座りましたが、やはり人気の地ということで、ひっきりなしにお客さんが入ってきて、お店の若い女性が懸命にドリップしているのが、なんだか微笑ましかった(笑)。
入れてくれたコーヒーはとても美味しかった。

それから、可否館のカウンターで「注文の多い料理店」の挿絵の絵葉書を売っていたので買いました。
100510mori10.jpg


通りに、こんなお店もありました。
100510mori09.jpg


そろそろ駅に戻らないと、新幹線に遅れるということで、名残惜しく思いながら駅に向かい、今回の宮沢賢治の旅は終わりました。
スポンサーサイト

コメント

こんばんは

盛岡へは一度行ったことがあります。
しかし、夜に到着したために冷麺を食べただけでした。
こんないい雰囲気の町なんですね。

注文の多い料理店

四季歩さん こんばんは

盛岡は通り過ぎたことしかなく、訪れたことがありません。
それでもブログを見ていると自分が行った気になっちゃいます。
注文の多い料理店は、昨年娘が読書感想文の本に選んだので、久しぶりに読んで、独特の表現が懐かしく、意外と内容を覚えていたのには驚きました。

盛岡はいいところです

kurt2さん
コメントありがとうございます。
しかし、冷麺はしっかりと食べたんですね(笑)
私は盛岡に初めて行ったときからですが、
美味しいですよね。
岩手の人は、みんな温かいですからね。
気持ちのいい街ですよ。

メタボパパさん
コメントありがとうございます。
注文の多い料理店、面白い本ですよね。
このあいだ友人から、このアニメのDVDを
二本ももらいました。
なかなかおもしろかったです。
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop