夢千代日記

20101117

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製作年 : 1985年
キャスト(役名)
吉永小百合(夢千代(永井左千子))
名取裕子(兎(うさぎ))
田中好子(紅(くれない))
樹木希林(菊奴)
加藤武(藤森)
小川真由美(春川桃之介)
北大路欣也(宗方勝)
スタッフ
監督:浦山桐郎
企画:早坂暁
脚本:早坂暁
音楽:松村禎三
録音:荒川輝彦

あらすじ
山陰の雪深い温泉町、湯村。“はる家"の夢千代こと永井左千子は広島で被爆していた。
“はる家"は夢千代が母から受け継いだ芸者の置家で、夢千代の面倒を子供の頃から見てくれている渡辺タマエ、気のいい菊奴、スキー指導員・名村に恋し自殺未遂を起こす紅、好きな木浦のため、彼の妻の替わりに子を宿す兎、癌で三ヵ月の命だという老画伯・東窓に、束の間の命の灯をともす小夢たちがいる。
神戸の大学病院で「あと半年の命」と知らされた夢千代は、帰りの汽車の窓から祈るように両手を合わせて谷底へ落ちて行く女性を見た。同乗していた女剣劇の旅役者の一人、宗方勝もそれを見ていたが、彼の姿は消えてしまう。
捜査の結果、その女性の駆け落ちの相手、石田が逮捕された。彼の子を身篭った女が邪魔になったのだろうという事だったが、夢千代には自殺としか思えなかった。翌日、旅芝居好きの菊奴の案内で春川一座を尋ねた夢千代は、宗方に本当のことを教えてほしいと嘆願するが、宗方は「見ていません」と冷く答えるのだった。
夢千代はタマエから、死んで行くしかない特攻隊員との愛のかたみに母が女手一つで自分を産み落としたことを聞かされ、一度だけ出来た子供を堕したことを悔いた。ある夜、夢千代は春川一座へ出かけ、熱を出して倒れてしまう。そして、宗方に背おわれて“はる家"に戻ってきた。春川一座のチビ玉三郎は、母である座長や菊奴の前で宗方の夢千代に対する気持を言いあてる。その時、宗方は菊奴から夢千代の命が長くないことを知らされた。
証人として宗方の身元を調べていた藤森刑事は、彼の名がでたらめであることを知る。さらに、十五年前、父親を殺して指名手配中であることをつきとめ、夢千代に警告するのだった。宗方は一座から姿を消した。
彼を隠岐行のフェリーで見かけたという紅の言葉を頼りに、夢千代は隠岐島へ向った。そして、宗方に愛を告白し、二人は結ばれた。
宗方は衰弱した夢千代を“はる家"へ連れ帰る。皆の見守るなか、夢千代は息を引きとり、宗方は藤森によって逮捕されたのだった。


私は、若いころ吉永小百合は気になる存在だったが、ファンではなかった。彼女の役が「お嬢さん」であり、その純粋さは良いなとは思っても、自分とは別世界の人間のようであった。

「夢千代日記」あたりから好きになったような気がする。
サユリストではないけれど、すっかりファンになりました。
吉永小百合も「青春の門」で一皮むけて、「天国の駅」で二皮目でしょうか(笑)

夢千代日記はNHKのドラマ人間模様で放映された三部作のドラマでした。
夢千代日記:1981年2月15日~3月15日放送、全5話
続 夢千代日記:1982年1月17日~2月14日放送、全5話
新 夢千代日記:1984年1月15日~3月18日放送、全10話
これは素晴らしかった。
残念ながら、これは持っていません。

これが後に映画化されたのが、これです。違う話になってます。
BSで放送されたものをブルーレイで保存してます。

調べてみたら、ドラマのときの音楽は武満徹さんだったんですね。映画の音楽は松村禎三さんです。

冒頭の、列車の車窓から転落してゆく女性を見るシーン。舞台は余部の鉄橋です。
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すごい風景で、ほんとに吃驚して胸に焼きつきました。実際に自分の目で見たいと思っていたのですが、実現しないまま、今年ついに架け替えられ、古いのは撤去されてしまいました。
すごく残念です。

後ろにカメラがありますね。自分の姿を残しておこうと綺麗にお化粧して、撮ろうとするのですが、泣き崩れてしまいます。
病気の故に撮ってくれる相手もいないみじめさに・・・・・・
胸をうつシーン
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逃亡した宗方を追って隠岐島に行って、再開した宗方に愛を告白し、二人は結ばれます。
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このときに、抱かれながら云う夢千代のことば

「あなたの命をください」

相手の女性に、こんなふうに言われたい。
こんな極限状態に身を置くことは、これからも無いだろう・・・・・無理だよね

だから映画

(おまけ)
宗方が生まれ育って父親を殺してしまった故郷は、長野県の開拓地です。
その地名を、具体的に宗方が話すのですが、なんと其処は私の父親が測量技師としてずっと勤めていた森林組合がある処なんですよね。私の田舎から車で30分くらい。
しかも大学のときに、同郷だということで仲良かった友人の故郷であり、その友人が宗方(北大路欣也)と風貌が似ていて、映画での宗方の性格にそっくり。
まるで友人の話みたいなんです。
これには参った。


市販DVDのカバー写真
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コメント

No title

吉永小百合ですか、出演映画は70本以上あるようですが、氏の出演作で観たことがあるのは、多分「青い山脈」だけだと思います。一方、氏の歌声は独特の透明さで、「寒い朝、いつでも夢を、キューポラのある街」等は大好きです。名取裕子は、私にとっては「京都地検の女」ですね。

そう言えば、余部鉄橋、一度は見たいと思っていましたが、結局、見ない内に終わってしまいました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。

「寒い朝」学校の構内放送で毎日かかってました。
それで、癖になって一時期は鼻歌になってました(笑)
よかったですよね。

余部鉄橋、私もほんとに残念なことしました。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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