原点

20110213

今日は、本来ならテニス仲間である友人と一緒に、富士市まで富士山の写真を撮りに行く予定にしていた。
梅と取り合わせの写真を撮れるいい場所の情報をもらっていたので。
しかし昨日まで雪まじりの天気が続いていたため行くのを延期したのだった。
今朝起きたら、天気が良かったので腹が立ったが、仕方ない(苦笑)
またの機会である。

最近、ようやく富士山の写真を撮りにいけるようになったが、これはずっと私が以前から願っていたことである。
2001年の12月に、私は「くも膜下出血」で倒れた。
当然手術したのだが、この辺のことは拙ホームページに書いてあるので、そちらを読んでいただくことにしよう。
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/essay-020105.html

手術後3日間ICUに居たあと、一般病室に移った。
それから一週間くらいは、頭痛と発熱に悩まされた。
血管の萎縮を防ぐため、日に四回血管を広げる薬を点滴する。
すると、必ず頭痛が起きる。
夜は必ず熱が出た。
氷枕と、熱がひどいときは、ソケイ部に氷のボールを置いて身体を冷す。
頭痛薬は日に二回飲めるが、飲んでから5時間くらいの効き目。
だから、看護婦さんに「今飲んじゃったら、あとが苦しいですよ、
もうちょっと我慢できませんか」などとなだめられたり、
夜中に熱を冷ます処置やら、看護婦さんには面倒をかけっぱなしだった。

一週間経ち、脳の精密検査。この検査で異状なしということで、ほんとに幸運な結果ということになった。
それから、退院までは一日一回1時間半の「高圧酸素療法」以外は、テレビを見たり本を読んだりのタイクツな日々だった。
検査、手術、検査と、三回も全身麻酔をしたせいで、極度の腰痛となり、歩くこともやっとの状態になったこともあって、「生き延びた」とはいえ、かなりの不安に脅かされていた。

そんな毎日だったが、私を慰めてくれたのは、病室のベッドから、きれいに富士が見えたこと。
朝から午前中は、晴れていればきれいな姿をみせてくれた。
夕焼けもきれいだった。

110213gen01.jpg


朝の富士(クローズアップ)
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昼間の富士(クローズアップ)
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夕方の富士
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あのときは、本当に富士山に元気づけられた。
あのときから、富士山の姿が大好きになった。


退院して、リハビリ中の2月に、家の近くの川にかかった橋の上から撮った写真が残っている。
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一富士二鷹の写真
110213gen12.jpg


これは夜明け前の写真
110213gen13.jpg


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コメント

大変なことなのですね

こんばんは

「くも膜下出血」という言葉や、亡くなったという話は
よく聞きますが、手術をされて無事だったという話は初
めて聞きました。

成功しても本当に大変な苦しみを乗り越える必要があるの
ですね。

ご無事で何よりです。

神様が「もっと音楽を聴いたり、テニスをしなさい」って
仰ったんじゃないですかね(笑)

No title

四季歩さん、こんにちわ。

約10年前にくも幕下出血で手術をされたとのこと。
現在、こうして毎日のようにブログ更新されていて、お元気で何よりです。
私の義兄が一昨年の8月に脳内出血で倒れ、リハビリをしましたが、半身不随で車イス生活です。
いわゆる脳卒中は、いつ誰がなるか分からず、その回復状況には運・不運がありますね。

四季歩さんは、くも幕下出血をされたとは、とても想像できませんでした。
いろいろな音楽やコンサートをブログで紹介され、私達は、話題になったことを機会に改めて音楽を聴いたり、自分の感想を述べたりで、とっても楽しくなります。
そういう意味では、全国の人々に音楽をとうして幸せという他に代えがたい素晴らしいパワーを与えておられます。

これからも、四季歩さんと音楽で交流させていただければ幸いです。

アマチュアの音楽愛好者の たつ より。

No title

こんばんは

ホームページのエッセイも読ませていただきました。
10年前のこととはいえ、とにかく、ご無事で何よりです。
後遺症もないということなので、本当に良かったですね。
私は右腕の付け根の部分を3年ほど前に骨折したのですが、肩も一緒にやられちゃいまして、今でも肩は動かす角度によっては痛いです。
それにしても、壮絶な経験をなされましたね。
これからも十分にご自愛ください。

No title

四季歩さん、こんにちわ

10年前に、くも膜下出血で、後遺症も無く、無事帰還ですか!! 正しく、奇跡ですね!! 退院後は人生が変わったのではと思います。

それにしても、前兆と言うか、小さな出血があったのですね。原因はわからなくても、その時に医者に行ったことが、最終的にきちんと治療してくれる病院に行けたと言うことでしょうね。救急車等で、他の病院に行ったら、異なった結果だったかもしれません。それにしても、手術が翌日でも大丈夫だったと言うことは、出血はわずかなものだったのではと思います。

コメントありがとうございます

メタボパパさん
たつさん
kurt2さん
matsumoさん

私の場合は、それでも意識があって、
自分で病院に駈け込めたということで、
出血は少なかったかも知れません。
医者に「くも膜下出血」と言われた時は
目の前が真っ暗になりました。
良くて車いすを覚悟しました。

ネットで調べた統計では、30%の方が亡くなっています。
逆に、私のように後遺症が残らずに済んだ人は、
5%と言いますから、とても幸運だったことは、
間違いありません。

やはり、人生観は変わりましたね。
「生かされている」と、よく感じるようになりました。
小さな不満は、あまり感じなくなり、
感謝することが多くなったような気がします。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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