第13番目赤不動尊南谷寺/関東三十六不動霊場&吉祥寺

20110325

今夜は、6時20分から7時40分くらいまで計画停電でした。
夜の停電は、出来ることが限られてしまいますね。
寝ることくらいですね、私のできることは(笑)

昨日、駒込にある目赤不動にお参りしてきました。
お不動さんですから、もちろんこれ以上の災害が被災者の方々に起きないようにと願ってきました。

「赤目」不動縁起:
比叡山の南谷に万行律師という持戒智徳の名僧がいた。常に不動明王を尊信し、昼夜不退に不動真言を唱え、精進を重ねていた。万行は不動明王の正真の尊体を拝み奉るまでに自ら精進することを誓い、願わくば観念の床に影向し給えと祈願し続けた。
ある晩、一人の聖童が万行の夢枕に現われた。童子は「万行よ、汝は多年明王を尊信すること深切なり。伊賀の国の赤目山に来たれ。不動明王の霊験あらん。」と告げ終わると金色のまばゆい光を放って飛び去っていった。
夢から覚めるや、不行信心肝に銘じっつ、御告げにまかせて、速やかに比叡山を発った。伊賀国に着くと直に赤目山に登り、絶頂の盤石に端座すること三日三晩。口に真言を唱え、手に秘印を結び、心寂然として明王の来迎を待ち奉っていた。
突然、虚空に声が響いた。
「汝、謹んで諦聴せよ。我が身は無相空寂、周遍法界にして有時は彿と現じ、降魔忿怒の形は垂迩示現なれども、末世下根のものは、なお感見する事あたわず。しかしながら、汝、身命を惜しまず信心深きゆえにこの霊像を与うべし。」
我に返り掌を開いて見ると、是即ち黄金の一寸二分の不動明王の尊像にて悪魔降伏忿怒の尊様俄然たる火焔の勢い、良しや聖手の妙作。有難くも尊く、欽喜の涙にむせび、礼拝恭敬し続けた。
法楽を済ませると、尊像を持して赤目山を下り、比叡山南谷の庵に奉安した。
 しばらく後、万行は感得した黄金不動尊の威徳を鑑み、黄土衆生の志願を起こし、感得の尊像を護持して、諸国を巡り歩いた。ついに足は関東に向かい、元和元年(一六一五)、下駒込なる有縁の地を得、ここに堂を建てて尊像を安置した。

駒込駅から1300m、本郷通り沿いにあります。
110324meaka01.jpg


不動堂
110324meaka02.jpg


お堂には、信者の立派な扁額がかかっていました。
110324meaka03.jpg


本尊の黄金不動明王は、酉年にのみ開帳となっています。
御前立の不動明王は、間近に見ることが出来て嬉しいです。
110324meaka04.jpg


関東36不動巡拝のご朱印をいただきました。
110324meaka05.jpg


とろけ地蔵
「とろけ地蔵」は、目黒の大円寺が有名ですが、ここにもあります。
やはり漁師が海から引き揚げたのでしょうか。それとも空襲の業火でこうなったのでしょうか。
災厄を「とろけさせてくれる」そうです。
110324meaka06.jpg


境内に、きれいな紅梅が咲いていました。
110324meaka07.jpg


110324meaka08.jpg


吉祥寺
ついでなので、すぐ近くにある「吉祥寺」にお参りしました。
大田道灌が江戸城築城のときに城内の井戸から「吉祥」の金印が出たため、城内にその寺を設けたそうです。
その後今の場所に移り、栴檀林(学問所)として千人を超す学僧をかかえたようです。
110324meaka09.jpg


入ると、真っ直ぐな銀杏並木の参道です。
110324meaka10.jpg


本殿の前も、広々とした空間が広がっています。
110324meaka11.jpg


狛犬がユーモラス。どうも獅子のようです。
110324meaka12.jpg


もう片方は、子に乳を与えています。
110324meaka13.jpg


関東大震災、大空襲でも焼け残った「経蔵」。東京で最古。
110324meaka14.jpg


経蔵の前に狛寅発見!
毘沙門天を祭るお寺では、狛犬ではなく狛寅を設置することがあると言います。
毘沙門天と狛寅のつながりは、日本で最初に毘沙門天が現れたとされる信貴山朝護孫子寺や鞍馬寺の縁起に、「毘沙門天に援(助)けられたのが、寅年、寅日、寅刻だった」とあったことかららしい。
110324meaka15.jpg


二宮尊徳の墓
110324meaka16.jpg


懐かしい「二宮金次郎」の像もあります。
110324meaka17.jpg


八百屋お七の比翼塚
110324meaka18.jpg


江戸も前期、1682(天和 2)年十二月大火のために本郷の八百屋市左衛門の一家は檀那寺である駒込の吉祥寺に避難しました。そこで市左衛門の娘お七は寺小姓の吉三郎と恋に落ちます。
やがて一家は無事に本郷へ戻ります。しかし、お七は吉三郎に逢いたくてたまりません。翌1683(天和 3)年一月もう一度火事になったら吉三郎様に逢(あ)えるとばかり、娘十六、お七は新築された我が家に放火してしまいます。
不憫に思った奉行が十五かと訊ねても、お七は正直に十六と答えます。同年三月、伝馬町から江戸引き回しの上、哀れ鈴ヶ森で火炙(ひあぶ)りとなります。

お七の悲恋の物語は井原西鶴の『好色五人女』で取り上げられ江戸のベストセラーとなりました。
『好色五人女』では、駒込の吉祥寺となっていますが、
史実ではお七の一家の避難先は白山の円乗寺で、吉三郎も円乗寺の寺小姓であり、お七の墓も円乗寺にあるそうです。
吉祥寺の比翼塚は文学愛好者により建立されたものである。
(比翼塚とは、相愛の男女や心中した男女を葬った墓のこと)

境内に沈丁花がきれいに咲いていました。
110324meaka19.jpg


ホームページには、もっと詳しく載せています。
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/meakafudou.html

関東36不動トップページ
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/kantou36fudoutop.html


スポンサーサイト

コメント

No title

四季歩さん、こんにちわ

私は都区内に住んでいますので、今のところ、計画停電は無しです。どうやら、今回はこのまま無しで済みそうですが、多分、夏の時はあるでしょうね。そうでないと、不公平になりますので。それにしても、今年の夏は冷房を使えそうもないので、地獄のようになるかもしれませんね。

さて、私は本郷通りを時々、通るので、南谷寺も吉祥寺の前も通りますが、前者は境内に2,3回位しか入ったことがありません。と言うことで、不動尊は観ていますが、とろけ地蔵のことは知りませんでした。

吉祥寺は境内に多数のシダレサクラの木が植えられているので、4月になったら撮影に行く予定です。

matsumoさん

コメントありがとうございます。

計画停電のほうは、またグループ編成が変わり、
実質的にはこんどの月曜から新体制での実施です。
慣れてきたのに、また変更(怒)

吉祥寺のサクラは良さそうだと、私も見て思いました。
私も撮りに行くかもしれません。
(もう大分行くところを決めてあります)
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop