原発推進派議員の鉄面皮

20110506

「自民党議員のなかで数少ない「脱原発」論者の河野太郎氏が警鐘を鳴らしている。」という朝日新聞の記事を読んだ。
以下、朝日新聞の記事
*********
 東京電力福島第一原発の事故に収束のメドが立たない中、国策として原発を推進してきた自民党内で早くも「原発維持」に向けた動きが始まった。原発推進派の議員が集まり、新しい政策会議を発足。「反原発」の世論に対抗する狙いだ。
 この会議は「エネルギー政策合同会議」。名前はこうだが党幹部は「原発を守るためにつくった」と明かす。
 幹部には原発推進派が名を連ねる。委員長は元経済産業相の甘利明氏。旧通産省(現経産省)出身の細田博之元官房長官が委員長代理西村康稔衆院議員が副委員長に就いた。先月12日の会合では、幹部陣の隣に東電の元副社長で現在は東電顧問の加納時男・元参院静貞が「参与」として座った。
会議後に河野太郎衆院議員が「原発推進派が並ぶ人事はおかしい」と抗議したが、認められなかった。
 自民党は1955年、研究と開発を進める原子力基本法を制定。74年に「電源三法」を制定し、立地自治体に手厚く補助金を出してきた。電力業界は資金と選挙で自民党を支援。電力各社でつくる電気事業連合会(電事連)は80年代前半から11年間で約65億円を党機関誌の広告費として自民党に支払った。
 谷垣禎一総裁は震災後の3月17日の記者会見で「現状では、原発を推進していくことは難しい状況」と述べたが、1週間後には「安定的な電力供給ができないと製造業などが維持できるのかという問題もある」と軌道修正した。党内では「推進派から反発されたため」と受け止められた。

「原発の安全神話」がそうである。
もともと、おとぎ話の世界だったようだ。土木学会原子力土木委員会、津波評価部会のメンバーの多くは、電力会社で占められていた。お手盛りで津波対策をつくりながら、今さら『想定外でした』というのは通らない。
 「神話」を作った中心は自民党と経済産業省、電力会社だ。白民党は電力会社から金をもらい、立地自治体に補助金を出しやすい制度を整えてきた。経産省は電力会社に金を出させて公益法人を作り天下っている。東芝や日立などメーカーに加え、建設業界など産業界も原発建設を後押しした。電力会社は大学に研究費を出し、都合の良いことしか言わない御用学者を作り出す。多額の広告代をもらうマスコミは批判が緩み、巨悪と添い寝してきた。政・官・産・学・メディアの五角形が『安全神話』をつくったのだ。

まず自民党がやるべきことは謝罪だと思う。利権で原子力行政をゆがめたのだから。政府には原子力政策を促進した与謝野馨議員がいる。
与謝野議員は、原発事故後早々と「いままでの原子力行政は間違っていなかった」と記者会見し、今また「東電の補償には上限を決めるべきだ」と言っている。明らかに東電を守ろうとしている。東電及び関係利権のスポークスマンに他ならない。

原子力は環境にやさしくないことは明確になった。海外では再生可能エネルギーが伸びているが、日本では加納議員らの推進派が『原子力の邪魔』とつぶしてきた。
この国会の姿を変えるのには、今回明らかになった、こういう人たちを選挙で落とすしかない。
「経産省が出そうとしない情報をきちっと出せば、世論は変わる」と河野太郎議員は訴えている。
**********
ここまでが朝日新聞の記事

今後国会議員の選挙があったら、今度は自民党が勝つだろうと思われているので、これは危うい動きである。
問題は、国会議員と言いながら、国(国民)のことを思うのでなく、ヒモとなっている利権団体のスポークスマンばかりであることがある。

利権で行政をゆがめてきたのである。
「必要だと思います」とタレントが言うCMをどれだけテレビで見せられたか。

今朝のテレビでも問題にしていたが、117億円もかけて作った「放射能影響予測システム」がまったく稼働していないそうだ。信頼性が無いので混乱をきたす、と説明されているようだ。
どうせ原発の事故なんて起きないと思いながら商売してただろうから、立派な外観の箱の中身がICレコーダー一つ入っているだけ・・・・・・なんてことは無いだろうが、当たらずとも遠からずか(笑)
こういう美味しいシゴトの利権にたかっているのが「推進派」だ。

必ずしも原発に頼らなくても、やって行けるのでは、という意見をもっと広げるべきだ。
私たちは原子力を推進したい電力会社と政府の長年の「原子力キャンペーン」によって、そう思いこまされてしまっているだけ。

「原発なくても大丈夫」という裏づけとなるこのハナシ、読んでみてください。気持ちが
楽になりますよ。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=233184

http://blogs.yahoo.co.jp/mvbzx0147/28280966.html

また、これまでの電力会社+政府の「原子力キャンペーン」のウソをゆる~く、わかりやすく解説したアニメが、「源八おじさんとタマ」、必見です。
1~5が、ユーチューブで見られます。

脱力系反原発アニメーション →  源八おじさんとタマ

狭い地震国の日本。
原発におびえながら暮らすより、まずは原発を止めて、それから自然エネルギーへの転換を選択したいと思う。

まだ、原発事故で多くの人が苦しんでいるのに、臆面もなく「原発推進」の動きを始めた恥知らずな議員。
国会議員と言いながら、国民のことなど考えず利権団体のエゴの代表でしかない。
本当の意味で国事を託せる人を選挙では選ばないといけない。

スポンサーサイト

trackback

加納時男 戦犯 :自分探しの旅

副社長→国会で12年→今度は顧問 ‎2011年5月3日‎ 東京電力副社長から財界代表として、自民党参院議員となり、2期12年務めた加納時男氏(76)が“古巣”の東電顧問に就任していたことが、2日までにわかりました。議員時代、原発事故が発...

コメント

タマかわいい(笑)

ゆ・・・ゆるすぎ!
でもいいですね、このゆるさ>w<;;
2話以降が気になります。
明日早いので、明日の夜にでも一気に見ます^^

それにしても知りませんでした。
「原発なくても電気は大丈夫。」
そうだったんですかΣ( ̄ロ ̄;;

渡 章魚禰(たこ)さん

コメントありがとうございます。
いいですよね、「源八おじさんとタマ」
(笑)

いままでの反動で、ずいぶんと見直しを
要求する声が大きくなっていると思います。
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop