紫雲

20110524

110524shiun.jpg

系統: HT ハイブリッドティー
作出:1984年 鈴木省三
花 色:深みのある赤紫色
香り 微香

花は理想的な剣弁高芯咲きで整った花形で、花の色は濃く赤みのある紫色で、弁裏は赤みがやや強い。

いままで「青いバラ」というのは夢でした。
というのは、薔薇が持っている色素には青がまったく含まれていないためです。
それでも、人間の執念というのはすごいもので、
「遺伝子組み換え」とかバイオ技術が発達してきて、現実的なものになりそうな感じになってきました。

一方で私の気持ちとしては、「自然の摂理」というものを大事にして欲しいなという気持ちがあるのですが。

いままで、「青いバラ」は無理としても、それでは「限りなく近いもの」ものをと、
作出家の方々は努力してきました。

その先駆けは、1964年にドイツのマシアス・タンタウが作出した「ブルー・ムーン」です。今でも活躍していますね。

私がブログで、いままで紹介した薔薇では、「マダム・ヴィオレ」がそうですね。
http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-24.html

1981年に寺西菊雄氏が作出した薔薇で、紫色が好きだった美空ひばりに愛されて、ひばりさんの葬儀にも飾られたという薔薇です。

私が敬愛する、世界に「ミスター・ローズ」と認められた鈴木省三さんも、努力を重ねられました。
この「紫雲」はその途上の作品です。
ほかに1973年に「青空」、1989年に「パステル・モーブ」、そして1993年「紫香」を作出しています。


2005年5月 国際バラ展にて撮影
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コメント

No title

私も、ほかの花の青い色素を遺伝子に組み替えて青バラを作り出したりするのは好きではないです。

鈴木博士作出のバラはうちにはありませんが、青っぽいバラとしては、ブルーバユー、ブルーフォーユー、ラプソディーインブルー、ミスティパープルが今よく咲いています。青いバラたちには青いバラ独特の香りがあるんです。

昼間見ると青というよりやっぱり紫だったりするのですが、夕暮れ時の光の中ではほんとに青!なのです。

No title

四季歩さん、こんにちわ

青いバラって見たことがなかったので、グーグルで画像検索して、見ましたが、確かに青色なのですが、写真のせいか、何か、不自然さを感じました。折角の青でしたら、もっと、スッキリとした青にして欲しかったです。それにしても、青いバラって咲いているの、見たことがありませんが、おそらく、特許で縛られていて、専用の所のみの栽培なのでしょうね。

さて、紫雲は紫と言うより赤紫色ですね。マダム・ヴィオレの方が紫色に近いと思いました。

コメントありがとうございます

Jさん
夕暮れ時の光の中の「青いバラ」!!
薔薇を自分で育てている方の喜びが
伝わってきますね。
私は、家にはほんとに数えるほどしか
ないので、青系統のはまったく無いですね。
私は、最相葉月さんの「青いバラ」という本
を読んで、薔薇の不思議さと、鈴木省三さん
を教わり、薔薇にのめり込みました。

matsumoさん
いまのところ、青いバラはサントリーが
遺伝子組み換えで作ったものなので、
一般には出回っていないと思います。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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