第14番目白不動尊金乗院/関東三十六不動めぐり

20110616

昨日、関東36不動の一つ「目白不動尊」に行ってきました。
目白駅から目白通りを歩いていき、千歳橋を渡ってすぐの「高田一丁目」の交差点を右に折れて坂を下ったところに目白不動尊があります。

山門。200年前のものだそうです。
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門前にも不動明王の石像があり。
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この寺の本尊が「聖観音菩薩」なので、観音巡礼の寺でもあり、観音様もありました。
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本堂、社務所は立派な鉄筋コンクリート製
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不動堂に安置されている「断腎不動明王」
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この寺に奉安する不動明王像は弘法大師御作と伝えられ、身の丈八寸。「断腎不動明王」といい五十年に一度開帳されてきた秘仏である。みずから断ち切られた御腎(おんて)を衆生のために与えられる断腎護身明王としている。
縁起によれば、弘法大師が唐より御帰朝の後、出羽国湯殿山に参寵された時、大日如来が現れて不動明王のお姿に変じ、忽然と滝の下に現れ出でて大師に告げた。明王は「此の地は諸仏内証秘密の浄土なれば、有為の穢火をきらえり、故に凡夫登山する事かたし、今汝に無漏の浄火をあたうべし」といわれ、持てるところの利剣をもって、みずから左の御腎を切られると、霊火が盛んに燃え出でて、仏身に満ち溢れた。
 大師はこの眼前に出現の御姿をそのままに二体を謹刻して、一体は同国の荒沢に安置し、一体は大師自ら護持されたという。
その後この地にあったが、寛永年中、三代将軍家光公は、特に当山の本尊断腎不動明王に「目白」 の号を贈り、江戸五街道守護の五色不動(青・黄・赤・自・黒) のひとつとし、以後は目白不動明王と称することになった。
またそのあたり一帯を目白台と呼ぶこととなった。現存する「目白」の各地名は、いずれも目白不動明王に由来する。

ご朱印をいただいた。
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境内に安置されていたもの。

鍔塚
寛政12年(1800)に建てられた、刀剣の供養塔である。
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倶利伽羅不動庚申
庚申塔であるが、通常は青面金剛が刻まれているのに対して、これは倶利伽羅竜を刻んだ非常に珍しいもの。
倶利伽羅竜とは、竜が剣に巻き付いて、これを飲まんとする姿を言います。
その下に三猿がいる。
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本堂前の宝篋印塔
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ここが変わっているのだ。天邪鬼が四隅で支えている構図。
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奈良・法隆寺の五重塔の一階裳階にも、こういう縁の下の力持ちが居たんですよね。
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墓域にあるとわかっていたので、お参りしました。
青柳文蔵の墓
青柳文蔵は仙台出身の人で、医者を業としました。
彼は正邪曲直を明かにし、紛糾をきばいたりしたので、報酬として得た財が莫大であった。天保2年(1831)彼はこの財産で二万巻余の書を集め、出身地仙台の百騎町に日本最初の公開図書館「青柳館文庫」をつくったということです。
つまり、日本で最初に公開型の図書館を作った人。
夫人が、この地の人だったので、この寺に葬られたそうです。
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丸橋忠弥の墓
宝蔵院流槍術の大家で、お茶の水に道場を設けて指南していた。慶安4年(1651)由井正雪と謀って幕府転覆を企てたが、7月26日捕われ、8月10日鈴ヶ森で、礫刑された。年37歳であったが、処刑後、-族がひそかに遺骸を貰い受けて、紀州(今の和歌山県)に埋葬し、のち一族の縁者が金乗院に移し、安永9年(1780)7月14日墓碑を建てたそうです。
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ホームページ関東36不動トップページ
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/kantou36fudoutop.html




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コメント

No title

四季歩さん、こんにちわ

ここの側の大通りはよく通るのですが、この寺には、2回しか、行ったことがありません。しかしながら、その際、「不動堂」があるのは気がつきませんでした。もしかして、本堂あるいは庫裏の建物の奥にあるのでしょうか。

matsumoさん

コメントありがとうございます。

私も、不動堂探してキョロキョロしちゃいました(笑)
ただ略図を持っていたので、辛うじて見落とさずに
すみました。
山門を入ってすぐ右手に階段を上がります。
位置は山門前の坂道と墓域に行く道の間なのですが、
傾斜地なので階段で上がります。
なので、視覚的に見落としやすいです。

No title

四季歩さん、こんにちわ

早速のお教え、どうも有り難うございます。今度、あの辺りを歩く時に、多分、今月中だと思いますが、寄ってきます。
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Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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