東京都民族芸能大会

20120213

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昨日、2月12日に江戸東京博物館大ホールで行われた催しに行ってきました。
入場無料ですが、あらかじめ往復はがきで入場整理券を手に入れておく必要がありました。

式三番
(小沢式三番保存会/東京都西多摩郡檜原村小沢)
能が大成する以前の室町時代に、千歳(露払い役)と翁(白面の神)と三番叟(黒面の神)の組み合わせによる「式三番」は生まれたそうです。
能でも歌舞伎でも様々な形でアレンジして演じられているものです。
式三番の構成は、全部で2時間を要すそうですが、今回の上演では「千歳の舞」「翁の舞」「尉の舞」「黒木尉の面付け」「尉と千歳の問答」「鈴の舞」が紹介された。
「尉と千歳の問答」
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太鼓に合わせた、「尉の舞」がリズミカルでダイナミックな踊りでよかった。


巫女舞
(萩原彦太郎社中/新宿区)
上演する萩原彦太郎社中の萩原家は、「相模流里神楽師」として、花園神社中井御霊神社、西向井天神社など、新宿や中野周辺の神社を中心に祭礼での神楽の奉納をしているそうです。
今回の舞台では、剣、鈴を持ち円舞に合わせて舞う「四方固め」、榊と鈴を手に神田拍子に合わせて舞う「榊」、柄杓と鈴を手に大宮に合わせて舞う「楔」の3曲の巫女舞を上演します。
神田拍子とか大宮という囃子が使われて、かなりなじみのある曲で演じられて「里神楽」とはこういうものなのだと楽しかった。

萩原彦太郎社中の「巫女舞」の画像を探しましたが、見つかりませんでしたね。

浦島太郎
(神庭神楽連中/東京都西多摩郡奥多摩町海沢字神庭)
神楽の演目は新旧の2種があり、非常に多彩です。
(旧演目)獅子舞、猿田彦の舞、千ノ利、種子蒔き、浦島太郎、狐釣り、鳥さし、お払い鍾馗、万歳、みたど、和唐内の11演目
(新演目)五人三番、八岐大蛇退治、源三位頼政鶴退治、天の岩戸、小倉山桜狩りなど12演目

おとぎ話の「浦島太郎」とちょっと違っていて、亀をいじめるのは鬼で、浦島太郎は鈴と引き換えに亀を助ける。乙姫からもらった玉手箱を浦島太郎が眠っている間に鬼が開けて、中の宝を鬼が盗んでいき浦島太郎は老人になってしまう。鍾馗が出てきて鬼を退治して玉手箱を浦島太郎に反してあげる。鬼の始末を鍾馗は「岡崎」という者にさせる。

乙姫が玉手箱を浦島太郎にあげる場面
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木場の木遣と木遣念仏百万遍
(木場木造保存会木響会/江東区深川地域)
客席の後ろから、木遣りをうたいながら、いなせな方々が入場してきた時から、その磨かれた喉にはしびれっぱなしでした。
木遣りは何度聴いてもいいものですね。

天之磐扉
(山本頼信社中/東京都稲城市矢野口)
山本頼信社中の演じる江戸の里神楽は神代神楽と呼ばれ、山本家は平安中期の延書式内社に名を連ねた稲城の穴澤天神社の代々の神職家で、神楽初代の山本権律師弘信が室町初期の応安6年(1373年)に創始したといわれ、現在の19世山本頼信氏までその伝統が綿々と受け継がれ、その里神楽は国の重要無形民俗文化財にも指定されていて、いずれも江戸の里神楽の様子を具体的に伝える貴重なものです。
伝承曲目
天之浮橋、天之磐扉、八雲神詠、天孫降臨、妖賊剪滅、熊曽征伐、兄弟探湯、黄津醜女、剣玉生神、天之返矢、笠狭桜狩、三輪神杉、東夷征伐、億兆豊楽、三穂崎魚釣、紅葉狩、墨江大神、逐神蓑笠、幽限分界、山海幸易、狭穂討伐、酒折連歌、敬神愛国、稲葉素兎
衣装が立派で、本格的なのに驚きました。演奏も立派でした。
こういうものが残っているのは素晴らしい。
最後の方で「天之手力男命」がダイナミックに舞い、歌舞伎の「見得」のように型を決めていたのが良かった
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちわ

おお、これ、「都民芸術フェスティバル」の1つですね。私はこの東京都民族芸能大会って、てっきり、民謡でも歌うのかと思っていたので1回も行ったことはありませんでした。でも、このような歌舞伎とか木遣りとかが行われるのでしたら、来年は行ってみたいです。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
もしかしたら、matsumoさんみいらっしゃってるかなと、
思っていたのですが。
勘違いですか。
なかなか良かったですよ。
今年はじめて行きましたが、昨年は大島など島のものばかり
発表したようです。
私もこれから毎回観に行くつもりです。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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