「青春18キップ」の旅

20160805

今年は、「青春18キップ」の旅をやろうと決めていて、何処を旅するかだが、「ムーンライトながら」のことを知ってこれに乗ろうと決めた。
「青春18キップ」対応としてだろうか1ケ月間のみ運行、普通列車のくせに全車指定で、リクライニングシート。
岐阜県大垣から朝6時にスタートできるのが良い。
ただ、指定を取るのが大変だった。「えきねっと」でトライを重ねて、ようやく8月1日夜出発の分を獲得することができた。

では、どこを廻るか。
ベースは、前から機会があれば出来るだけやろうと決めている「諸国一之宮めぐり」にした。
北陸で、越中國、能登國、加賀國は済んで、越後國は、車でいつでも行けるとの安心感からまだ未了。残る越前國の一之宮が敦賀なので今まで行き難かったのでこれを入れる。
あと美濃国一之宮と尾張國一之宮を当然入れた。
近江の「白髭神社」を入れたのは、旧高麗郡に展開されている白髭神社は高句麗系渡来人が祀った神社だが、近江の白髭神社は新羅系らしく、その存在が気になっていた。
となると、湖北に存在する渡来人が祀った神社が多いのだが、その中から「羽衣伝説」で名高い神社を参拝することにした。
「お多賀さん」も当然参拝しなくてはいけない。
「熱田神宮」も昔行ったことがあるのだが、その頃は歴史に詳しくなく、全然参拝したとは言えないので、今回ちゃんと参拝することにした。

それから、木曽義仲の墓と芭蕉の墓がある「義仲寺」には、この際どうしても訪ねたいので入れた。

他にも行きたい所がどんどん出てきて迷いに迷ったが、なにしろ「青春18キップ」は5日分とはいえ、この暑い時期に5日は無理で、3日間として、前記のところに落ち着いた。

それから時刻表と首っ引きで、行程を組み立てた。

実績が下記のもの。
計画した行程表を持参して、実績時間を書き込みしていった。

8/1 東京23:10発「ムーンライトながら」乗車
8/2 小田原駅0:31から青春18キップ。車掌さんにスタンプを押してもらう。
大垣5:51着 (社内朝食)
大垣5:53発⇒東海道本線⇒米原6:30着 6:50発⇒北陸本線敦賀行⇒敦賀7:36着⇒徒歩15分 【越前国一之宮 気比神宮】(1H47分)⇒敦賀駅発9:23北陸本線⇒近江今津10:00 10:11発湖西線⇒近江高島10:21着⇒貸自転車 【白髭神社】(2H02分) 近江高島12:23発敦賀行(車内昼食)⇒近江塩津13:03 13:06発北陸本線⇒余呉13:10⇒駅の貸自転車 【余呉湖・菊石姫と蛇の目玉石・新羅崎神社・乎彌神社】(2H)⇒余呉15:10⇒北陸本線⇒木ノ本15:14⇒徒歩片道2Km 【伊香具神社】(1H37分)⇒木ノ本17:14⇒北陸本線⇒米原17:42 17:48⇒東海道本線⇒彦根17:53
〔彦根泊〕

8/3
彦根7:20発⇒近江鉄道⇒多賀大社前7:40⇒ 【多賀大社】 (1H31分)⇒多賀大社9:11⇒近江鉄道⇒彦根9:26着 9:28発東海道本線新快速⇒石山10:15 10:23発⇒膳所ぜぜ10:26着⇒徒歩300m【義仲寺:木曽義仲と松尾芭蕉の墓 】 (昼食含め1H37分)⇒膳所12:03⇒東海道本線⇒石山12:05 12:13発新快速⇒米原12:53 13:30発⇒東海道本線⇒垂井13:56着⇒往きタウンバス、復路徒歩20分 【美濃一宮・南宮大社】 (1H30分)⇒垂井15:26発⇒東海道本線⇒大垣15:33 15:41発特別快速⇒尾張一宮16;02着⇒徒歩8分 【尾張一宮・真清田神社】⇒ホテル
〔尾張一宮泊〕

8/4
名鉄一宮7:39⇒名鉄名古屋本線⇒妙興寺7:41着⇒徒歩10分 【尾張一宮・大神神社】 (1H)⇒妙興寺8:50発⇒名鉄名古屋本線⇒名鉄一宮8:52 尾張一宮9:04発⇒東海道本線快速⇒名古屋9:15着 9:19発⇒東海道本線⇒熱田9:26⇒ 【熱田神宮】 (昼食含め3H)
*熱田駅に12:30頃着いたが、直前に岐阜・大垣間で事故があり、快速が運行中止などダイヤが乱れていた
熱田12:59⇒東海道本線普通⇒大府13:19(快速に乗換しようとしたが、そのまま普通)⇒岡崎着13:50着 13:55発新快速⇒豊橋14:25 14:27発⇒東海道本線⇒浜松15:04 15:09⇒静岡16:20着 (休憩) 17:00発東海道本線普通⇒熱海18:14着 18:34発普通宇都宮行⇒国府津19:10 19:33発湘南新宿ラインに乗換⇒恵比須まで来たが埼京線事故で不通、山手線に乗換え⇒新宿20:49着


「ムーンライトながら」は、アイマスクは当然持参、リクライニングシートだし、少しは眠れるかなと思ったが、全然眠れず(泣)
朝方少しウツラウツラした程度。
初日が不安になったが、気分が高揚していたせいか、全然身体もダルくなくて、一日元気に歩き回れた。
事前に2週間くらいウォーキングで鍛えた甲斐があったかもしれない。

「ムーンライトながら」
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シートはこんな感じ。
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毎日、1時間くらい計画より速い時間でスタートして、気に入った場所で貯金の時間を使ってのんびり過ごした。
初日は余呉の湖、予定では駅に近いところだけのつもりだったが時間に余裕あったので貸し自転車で余呉の湖の周りを走った。
二日目は木曽義仲の墓と芭蕉の墓がある「義仲寺」。
三日目は熱田神宮。

普通列車の旅というのは、特急の指定を取っているとか、制約が無いから気楽。
早く目が覚めて早く出たら、それなりに速い電車に乗ればいい。
何かアクシデントで遅れたら、それなりに遅い電車に乗って先に進めばいい。
気楽に移動できました。

出掛ける前は、天気予報は曇りだったのに、三日間とも「カンカン照り」。暑くて参った。
熱中症との闘い。どうしてもギリギリまで写真を撮っていて、駅まで急ぎ足のときにクラクラッときて、熱中症だヤバイと。気持ちは焦っていても、並足でトロトロと(笑)

初日、二か所で貸自転車で炎天下を走ったが、あれはヤバかった。
これは熱中症になるな、と思いながらも見たい気持ちが先行して足は動いた(笑)
坂道の上りがシンドクて、焦るな焦るなとセーブしながら移動した(笑)

神社は、樹が多くて日陰が多くて助かった。

それぞれの場所は、これから個別にアップしていきます。

三日目、お昼から帰ろうとしたら、東海道線岐阜と大垣の間で事故。予定していた快速電車が運行中止。とにかく普通電車で先に進むことにした。
乗り継ぎ駅に遅れて到着して、待っている電車に飛び乗ったのが岡崎と豊橋。浜松で計画では30分前に着いて休憩を入れるはずが、5分の待ち時間となった。それでも、そこから予定時間どおりの電車となった。
ずいぶん遠くまで影響するものですね、事故の影響は。

名古屋から新宿まで8時間ほどかかったわけだが、意外と退屈しなかった。
持参した本が面白くて読了した。
車窓風景が、新幹線のときとは違い、よく見えて楽しかった。
現れてくる駅名が、旧東海道の宿名だったりして、旧東海道を歩いているような気分にもなった。

三日消化した、「青春18キップ」
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どのくらい、安かったかを計算した。
通常運賃が、
一日目小田原から敦賀、湖北等を経過して彦根まで、9310円。
二日目が2910円。
三日目が新宿までで、6560円。
合計18560円。

「青春18キップ」のほうは、2370円×3=7110円

差し引き、11670円安くあがったことになる。


まだ二日残っているのだが、カミさんに二人で日帰りでどこかに行こうと提案しているのだが、「日帰りで行くようなところなら、車の方が楽だし、涼しい」と拒否されている(汗)

どうしたもんじゃろなあ・・・・・・・・



45万アクセスありがとうございます

20160522

今日は、朝から出かけていて、先ほどアクセスしたら、カウントが「450014」でした。

長くやっているので、いずれは到達する数字ですが、切りのいい数字のたびに、感謝の気持ちになります。

最近は、歴史に特化した感じになっているので、そんなに読んでもらえるブログとは申せません。
しかもマイペースを貫いているので(笑)

これからも、無理せず、のんびりとマイペースでやっていきます。

今後ともよろしくお願いします。



歴博フォーラム「申年のサル」

20160117

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昨日、例年どおり新橋のヤクルトホールで行われた、国立歴史民俗博物館主催の「歴博フォーラム」に行ってきました。

プログラム:
開会の挨拶/青山 宏夫(国立歴史民俗博物館副館長)
報告1「サルの伝承」/小池 淳一(民俗研究系)
報告2「生活のなかのサル」/山田 慎也(民俗研究系)
報告3「サルの民俗芸能と信仰」/川村 清志(民俗研究系)
休憩
報告4「描かれたさる」/大久保純一(情報資料研究系)
報告5「造形のなかのサル一美術工芸品に見る猿の図像-」/日高  薫(情報資料研究系)
報告6「古代東アジアの申」/上野 祥史(考古研究系)

興味深かったことを、順不動で書いておきます。

【厩猿】
日光東照宮の、「見ざる・言わざる・聞かざる」三猿の彫刻が神厩舎(神馬をつなぐ厩)にある意味がわかった。
猿が馬の守り神だったのですね。

昔の農家にとっては馬は牛と並んで重要な労働力であり、家族同然に大切に扱われていた。人間を守る神と同様、馬を守る存在として生まれたものが厩神の信仰とされている。
厩神を祀る多くの地方では猿が馬の守り神とされており、厩の柱の上に厩神の祠を設け、猿の頭蓋骨、または猿の手足を神体として納めていた。簡易な方法で済ます際には、猿の絵を描いた絵馬やお札を魔除けとして貼っていた。
また当時は季節ごとに馬の安全を願う祭礼として、厩の周りで猿を舞わせる風習もあった。大道芸の猿まわしはその名残りである。

大道芸の猿まわしが、馬の安全を祈る祭礼からきているとは驚きでした(笑)

どうして、猿を守り神にしたのかという点については、下記が考えられるとのこと。
・祖先神として神聖視した
・人身御供の代用
・馬が病気になったときの薬効

平安時代の絵巻物のなかで厩に猿がつながれているのが描かれているので、古くからの風習らしい。
古代中国でも、猿と馬の取り合わせが、オルドス青銅器などで見られるそうだ。

庚申塔に彫られる猿で、猿と馬の取り合わせが紹介されていた。
私は、いままで三猿くらいしか見ていないので、驚いた。
八王子にあるというので、近いうちに見にいこうと思っている。
とりあえずネットで調べたら、画像があったので載せておく。
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【サルのお守り】
飛騨地方に多い「サルボボ」が紹介されていた。
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私が育ったのは、信州の山村だが、道祖神祭りの子供の小屋掛けにたくさんサルが吊るされていたのを覚えている。

【山王信仰と猿】
山王さまといえば、赤坂の日枝神社が有名だが、そこの神猿については、「今年の干支」という記事で紹介している。

その記事を読む


興味深かったのは、埼玉県鴻巣市の「三ツ木神社」を紹介していた。
もとは山王社だったそうだが、ここでは願掛けに、オサルサマに光明丹を塗るので、真っ赤になっている。
そしてイシザルを持ち帰り、願がかなうと倍にして奉納するので、奉納されたイシザルが6000体もあるそうだ。

先の赤坂の山王日枝神社でも、拝殿前の神猿には赤いおべべを着せている。
これは、日枝神社の祭神・大山咋神が関係しているのではないか。
京都の上加茂神社の由緒にある、玉依日売(たまよりひめ)が加茂川の川上から流れてきた丹塗矢を床に置いたところ懐妊し、それで生まれたのが賀茂別雷命で、兄玉依日古(あにたまよりひこ)の子孫である賀茂県主の一族がこれを奉斎したと伝える。
丹塗矢の正体が大山咋神である。

とりあえず、鴻巣市の「三ツ木神社」には、近々行かないといけない。

【アマメハギ】
石川県輪島市門前町の行事で、「ナマハゲ」と同じことを能登半島でもしていたことに吃驚した。
天狗が一人、鬼が二人、猿面が一人。
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同じ日本海沿いなので、同じ内容の行事が伝播したものだろう。

フォーラムでは、ビデオが紹介された後で、輪島市からわざわざ来てくれて、会場中を暴れまわった。
泣き叫ぶ子供は居らず、年よりばかり多かったので、ちょっとやり難そうだったが(笑)

(了)


今年の干支2016

20160102

昨日の元旦の記事に、年賀状が無いので秩父神社の「お元気三猿」を載せたが、
せっかくだから記憶を頼りに、撮った写真を引っ張り出して、今年の干支・猿の像をまとめて載せておきます。

赤坂山王日枝神社は、神の御使いが猿なので、猿の像があります。
神門に「神猿」が居る。
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拝殿前の左右にも神猿が居り、特に左の母猿は人気が高い。
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さきたま古墳群のところにある、武蔵國式内社・前玉(さきたま)神社の拝殿には干支の彫刻があり。
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富士吉田の北口本宮富士浅間神社の神楽殿に干支の彫刻あり。
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柴又帝釈天の縁日は庚申の日とされ、庚申信仰とも関連しており、猿の像も多い。
参道の石碑のところにいた猿
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柴又帝釈天の鐘楼には、日蓮の法難の彫刻がびっしりとされていますが、そこに猿が至る所に登場している。
ここでは三つだけ紹介。
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王子稲荷の拝殿にも干支の彫刻があり。
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庚申塔には「三猿」がつきものですが、目黒行人坂にある大円寺境内にあった庚申塔は、寛文7年(1667)造立なのに、ほとんど風化せず綺麗な像で吃驚しました。
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狭山市の庚申塔は、ほとんどのものがかなり風化していますが、廣瀬富士浅間宮にある庚申塔の三猿がちょっとダイナミックで好きです。
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もう一つ狭山市から。
青柳の氷川神社境内の富士塚には猿の像があり。
富士山は孝安天皇庚申(かのえさる)の年に出現したと伝えられており、そのため60年に一度回ってくる庚申の年は御縁年といって盛大に祭典が行われ、多くの信者が登山していたといわれます。
このことによって富士信仰の中に「猿」が登場したことが考えられます。
ちなみに今年は、「丙申(ひのえさる)」です。
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絵画からも二つ紹介。

「ぶらさがる猿図」河鍋暁斎
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「猿猴摘桃図」伊藤若冲
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(了)


今年もよろしくお願いします

20160101

例年、元旦の挨拶は年賀状をそのまま載せていましたが、昨年母親を亡くしたので年賀状は出していません。
それで今年は干支の「申」で、何か良いものをと探しました。
秩父神社本殿の彫刻「お元気三猿」です。
「よく見・よく聞いて・よく話そう」ということで、今年も仲間と仲良くやっていきたいと思います。
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今年も、「歴史三昧」でいきたいと思っています。
スタッフをしている歴史クラブでは、春と秋の定例見学会の企画を頑張って皆さんに楽しんでもらいたい。
同じくスタッフをしている「江戸再発見」のグループ、「伝統民俗芸能」のグループも企画をしっかりやっていきたい。

個人的には「神社巡拝」と「日本の神様の確認」を進めていきたい。
「神社巡拝」では、歴史クラブでは「関八州式内社めぐり」に参加しています。
個人的には「武蔵國式内社めぐり」ですが、論社も全て数えると90社あり、現在ちょうど50社終わったところです。
「全国一之宮めぐり」も機会をできるだけとらえて参拝していきたいと思っています。
昨年は11月に念願の出雲地方を巡拝しました。
今年も、どこかに遠征したいと考えています。

「日本の神様の確認」は、現在566柱となっています。
このブログに「日本の神様の話」をアップしていっていますが、まだ87柱しか記事にしていません。
申し訳ないので、ちょっと頑張ってアップしないといけませんね。

こんな感じで、今年も忙しく過ごすことになりそうですが、よろしくお願いします。



プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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